2017年11月17日(金)

「木村拓哉とテレビドラマの時代」 岡室美奈子 × 西森路代 × 太田省一 トークイベント 『木村拓哉という生き方』(青弓社)刊行記念

logo_abc100SMAP解散後も活躍する木村拓哉は、1990年代から現在まで、主演するテレビドラマを軒並みヒットさせてきました。『若者のすべて』『ロングバケーション』『ギフト』『HERO』など、作品名を聞くだけで役柄やシーンを思い浮かべられるほど、記憶に色濃く残る作品を作り上げてきました。

ただ、それほど活躍する俳優・木村拓哉は、演技のインパクトや視聴率の「数字」は語られるものの、演技の内実、役への取り組み、作品が表現した時代の空気など、作品ごとの深い考察はなされていません。

そこで、『木村拓哉という生き方』の刊行を記念して、彼の俳優としての魅力を語るイベントをおこないます。ゲストには、テレビ文化に造詣が深い岡室美奈子さん、テレビドラマやアイドルに詳しい西森路代さんをお招きして、著者の太田省一さんと鼎談形式で大いに語っていただきます。

木村拓哉の俳優像を、本格的に語り合う貴重なトークイベントです。ぜひご参加ください!

岡室美奈子 おかむろ・みなこ
早稲田大学文化構想学部教授。早稲田大学演劇博物館館長。専門はベケット論、テレビドラマ論、現代演劇論、オカルト芸術論など。編著に『60年代演劇再考』『サミュエル・ベケット!――これからの批評』(ともに水声社)、『日本戯曲大事典』(白水社)、『ドラマと方言の新しい関係』(笠間書院)など。

西森路代 にしもり・みちよ
ライター。大学卒業後、地方テレビ局のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション、ラジオディレクターを経てフリーランスライターに。主に、香港、台湾、韓国、日本のエンターテインメントや女子の消費活動について執筆。「日経WOMAN ONLINE」「messy」「マチボン」「PRESIDENTONLINE」などにて連載中。共著に「女子会2.0」(NHK出版)、著書に「K-POPがアジアを制覇する」(原書房)がある。

太田省一 おおた・しょういち
社会学者・文筆家。専攻は社会学、メディア論、テレビ論。著書に『中居正広という生き方』(青弓社)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社)、『ジャニーズの正体』(双葉社)、『芸人最強社会ニッポン』(朝日新聞出版)、『紅白歌合戦と日本人』『アイドル進化論』(ともに筑摩書房)など。

日程:2017年11月17日 (金)
時間:19:15~20:45 開場 18:45~
料金:1,350円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00

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書籍情報
『木村拓哉という生き方』
太田省一/著
定価1600円+税
木村拓哉の魅力の源泉はどこにあるのか。出演ドラマや映画、バラエティ番組、ラジオ、歌、ライブパフォーマンスを多角的に読み込み、彼が表現し体現してきたスター像を照らし出す。
そして、1990年代から現代にいたる揺れ動く日本社会のなかで、新たなスターを求める私たちの心性をも浮き彫りにして、「木村拓哉とその時代」を描き出す。

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