2017年10月26日(木)

阿部公彦 × 都甲幸治 「大学の先生は、普段どうやって本を読んでいるのか」 『名作をいじる』『今を生きる人のための世界文学案内』(立東舎)刊行記念

logo_bb100この秋、立東舎から2冊の文学に関わる本が出版されます。
1冊は、東京大学の先生・阿部公彦さんが考えた、新しい読書の本。漱石、太宰、谷崎、乱歩といった文豪の名作のはじめの1ページに、思ったことをそのまま「らくがき」して、それをもとに作品を読み解いていく『名作をいじる「らくがき式」で読む最初の1ページ』。
もう1冊は、早稲田大学の先生・都甲幸治さんの書評集。古今東西を問わず、面白いと思う文学だけを扱った、読書日記・長短様々な書評・自伝的なエッセイなどから、現代の世界文学のありかたが見えてくる『今を生きる人のための世界文学案内』。
そんな個性的な2冊の刊行を記念して、著者である阿部公彦さん、都甲幸治さんの対談を行います。
2人の新刊の相互解説から、好きでたまらないとっておきの本まで。「読書の秋」にぴったりな、小説にまつわるあれこれを、ぜひお楽しみください。

● プロフィール
阿部公彦(あべ・まさひこ)
1966年横浜市生まれ。現在、東京大学文学部准教授。英米文学研究。文芸評論。著書は『英詩のわかり方』(研究社)、『文学を〈凝視する〉』(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)、『幼さという戦略』(朝日選書)など、共著に『世界の8大文学賞』(立東舎)などがある。マラマッド『魔法の樽 他十二編』(岩波文庫)などの翻訳もある。

都甲幸治(とこう・こうじ)
1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。著書に『世界の8大文学賞』『きっとあなたは、あの本が好き。』『読んで、訳して、語り合う。都甲幸治対談集』(全て立東舎)、『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)、『狂喜の読み屋』(共和国)、訳書にジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳、新潮社)などがある。

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時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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