真鍋厚さん『不寛容という不安』(彩流社)の刊行を記念して、社会学者・宮台真司さんとのトークセッションを開催します。
なぜこんなにも生きづらい時代になったのだろうか? 「排外主義」という「敵意」が蔓延する世界の背後には一体、何が息づいているのか──
前著『テロリスト・ワールド』(現代書館)に続き、新刊『不寛容という不安』で、現代をとりまく「不安」と「憂鬱」に切り込む評論家・真鍋厚さんが、近年、「クソ社会」と「なりすまし」をキーワードに批評を展開する社会学者・宮台真司さんとともに、世界の「分断と孤立」は止めることができるのか、「共生と対話」に喜びを見出すことが可能な未来に向けて語ります。
プロフィール
真鍋厚(まなべ・あつし)
評論家、著述家
1979年奈良県天理市生まれ。大阪芸術大学大学院修士課程修了。出版社に勤める傍ら評論活動を展開。 主な著書に、 テロリストの例を評論・映画・小説・マンガを網羅しながら考察し、一律に解釈できない多様な正義を読み解いた『テロリスト・ワールド』(現代書館)がある。 Webマガジン「現代ビジネス」(講談社)で3回シリーズで、最新刊『不寛容という不安』(彩流社)のスピンオフ企画「明治の光と影」を連載中。「日刊SPA!」(扶桑社)で映画の読み解きを通じて、社会問題にスポットを当てるコラムを不定期で執筆している。
宮台真司(みやだい・しんじ)
社会学者、映画批評家、首都大学東京教授
1959年宮城県仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。専門は社会システム論。 主な著書に『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』(ちくま文庫)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)、『絶望 断念 福音 映画 「社会」から「世界」への架け橋』『〈世界〉はそもそもデタラメである』(以上、メディアファクトリー)、『社会という荒野を生きる。』(ベストセラーズ)など。近著に、全世界的な「正義」から「享楽」への価値のシフトが、近年のヒット映画に如実に表れていることを論じた最新批評集『正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く』(垣内出版)がある。 最新刊は、10月27日発売の二村ヒトシとの共著『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』(ベストセラーズ)。
開催日時:2017年11月13日(月) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費 500円(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『真鍋さん×宮台さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
電話番号:03-3291-5181
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりません。開場時間前に6階へお上がりいただくことはご遠慮ください。
※会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。