講演タイトル:ガウスに学ぼう!初等整数論
日時:11月28日(火)19:00~20:30 (開場は18:45~)
会場:書泉グランデ7階
参加方法:11月9日(木)発売の『ガウスに学ぶ初等整数論』1944円(税込)を当店にてお買い上げの方に参加券を配布します。
講演内容:
ガウスの著作『アリトメチカ研究』は全7章で編成されていますが、ここでは第1章から第4章までの内容を指して「ガウスの初等整数論」と呼ぶことにしました。
合同式の世界を構築し、1次と2次の合同式の解法が論じられ、平方剰余相互法則とその証明をうかがうところまで進みますので、そのあたりを目安にして話を進めたいと思います。
フェルマの数論と比べると、「フェルマの小定理」と「直角三角形の基本定理」がガウスの数論と連繋しますが、相通じるところもあれば、大きく視点が異なるところもあります。フェルマとガウスによる二つの数論の関連を解き明かすこともひとつの目標です。