「食べちゃいたいほど、可愛い」。
食べたいぐらい好き、なのか、好きだから食べたい、のか。
食べること/交わること/殺すことの不可思議なつながりに新たな光をあてた赤坂憲雄さんの『性食考』は、刊行以来、新聞や雑誌などで続々と紹介され、話題を呼んでいます。
誰しもが当事者でありうる性や食を論じ、多くの読者の手にとられている本書ですが、とりわけインターネット上では、アニメやコミックが好きな方、実際に創作に携わる方々から、この本が作品の読み解きや製作のヒントになると、熱い関心を寄せられています。
このトークイベントでは、「食べちゃいたい」を超えて、実際に人を「食べる」ことを描いた人気コミック『東京喰種』を参照しながら、『性食考』に書かれたことの、その先をお話しいただきます。
講演のあとに、参加者のみなさんと対話もできれば幸いです。
人間の根源にある〈内なる野生〉。食べることにある、悦びと恐れ。
その驚きに満ちた世界を、語りあいましょう。
終了後には赤坂憲雄さんのサイン会も予定しております。
【参加条件】
以下のいずれかをご予約、ご購入の先着70名様がご参加いただけます。
1.『性食考』(岩波書店刊 2,916円/税込)
2.トークイベント参加券 (1,500円/税込)
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭 (1号館1階 人文フロア)
・お電話 03-3770-2525(人文フロア)
・オンラインストア
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
赤坂 憲雄 (あかさか・のりお)
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。学習院大学教授、福島県立博物館館長など。
東北学を提唱し、1999年に雑誌『東北学』を創刊。2007年、『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞・芸術選奨受賞。著書に『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、
『境界の発生』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』(岩波新書)、『遠野/物語考』(荒蝦夷)、『震災考』(藤原書店)など多数。
会期 2017年12月05日(火)
定員 70名
時間 19:00~21:00
場所 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 岩波書店
問い合わせ先 03-3770-2525
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オンラインストアでの受付は2017/12/3(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。