2017年11月28日(火)

夜を灯す本のおはなし Vol.2 頭木弘樹さんトークショー〜『絶望図書館』(ちくま文庫)刊行記念〜

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logo_title100大切な人を亡くす、病気でカラダの一部を失くす、震災で“昨日と同じ”今日をなくす……。生きていると、悲しみに暮れる「夜」がくることがあります。

「夜を灯す本のおはなし」とはtsugubooks が主催する、 ゲストの“夜”と“夜のあいだの、本との過ごし方”を聴きながら、自分や大切な人の“夜”にも、ちょっと思いを馳せてみるイベント。様々な書店を周りながら行う連続トークです。

Titleで行う「夜を灯す本のおはなし」第2回目のゲストは、11月に新刊『絶望図書館: 立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』(ちくま文庫)を刊行される、頭木弘樹さんです。

昨年刊行の『絶望読書――苦悩の時期、私を救った本』(飛鳥新社)では、絶望の状態や絶望のときに本を読む意味の説明があったうえで、絶望に寄り添ってくれる作品の紹介もされています。

新刊『絶望図書館』は、頭木さんが選者となり、絶望真っ只中のときにおすすめの短編を実際に収録した、アンソロジーです。その収録作品は、SFからミステリー、児童文学、純文学、マンガまで!

このいわば「絶望姉妹」とも言うべき2冊の本について、頭木さんに、より深いお話をおうかがいしたいと思います。長い長い絶望の「夜」のこと、そこに寄り添ってケアをしてくれた本のこと、アンソロジーをつくりたかったという夢について。たっぷりおうかがいしましょう。 ぜひ、足をお運びください。
tsugubooksウェブサイト http://www.tsugubooks.com/

頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒。二十歳のときに難病になり、十三年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社→新潮文庫)を出版。
その後も、絶望と希望の「間の本」として『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』(飛鳥新社)、立ち直りの前のまだ「倒れたままの期間」の過ごし方について書いた『絶望読書──苦悩の時期、私を救った本』(飛鳥新社)と、絶望シリーズを出版している。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーにレギュラー出演中。
Blog:http://ameblo.jp/kafka-kashiragi
Twitter:https://twitter.com/kafka_kashiragi

開催日:2017年11月28日(火)
時間:19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定員:25名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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