2017年11月13日(月)

内田洋子 × 仲俣暁生「下北沢でヴェネツィアに会う」『対岸のヴェネツィア』(集英社)刊行記念

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語り継がれる名著『ジーノの家 イタリア10景』で、講談社エッセイ賞、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した内田洋子氏の最新作『対岸のヴェネツィア』。
ミラノから繰り返し通ううちに、ヴェネツィア本島対岸のジュデッカ島に居を構えて数年。本書は、旅行者としてではなく居住者の目線で、稀有な個性を持つ町に暮らす人々の人生の断片をあぶり出します。
厳しい掟に縛られたゴンドラ乗りの世界に挑む人、裕福なマダムに仕えるスペイン出身の元船員、一千年分の公文書の電子化に取り組む研究者たち……。幻都の永遠と日常が描かれる十二章です。

『対岸のヴェネツィア』の刊行を記念し、編集者・文筆家で、「マガジン航」発行編集人の仲俣暁生氏が聞き手となって、ヴェネツィアをめぐる話を内田洋子さんに語っていただきます。

内田洋子 Uchida Yoko
1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノ・アソシエイツ代表。2011年『ジーノの家 イタリア10景』で講談社エッセイ賞、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に『ミラノの太陽、シチリアの月』『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『皿の中に、イタリア』『イタリアの引き出し』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語 』『イタリアのしっぽ 』『イタリアからイタリアへ』『ロベルトからの手紙』『ボローニャの吐息』『十二章のイタリア』、翻訳書に『陽気にでもほどほどに』(カルロ・マリア・チポッラ著)、『イタリアを食べる』(ステファニア・ジャンノッティ著)、『パパの電話を待ちながら』(ジャンニ・ロダーリ著)がある。現在、イタリア在住。

仲俣暁生 Nakamata Akio
1964年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。編集者、文筆家。「マガジン航」編集発行人。大正大学表現学部客員教授。
著書に『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論』(晶文社)、『〈ことば〉の仕事』(原書房)、『再起動(リブート)せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)ほか、編著に『編集進化論』(フィルムアート社)ほかがある。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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