【満員御礼】となりました。
酒井順子さんの最新エッセイ『忘れる女、忘れられる女』が、講談社より発売されます。本書は、「週刊現代」の連載エッセイをまとめた12冊目となります。
ここ数年の日本は、まさにスキャンダル全盛。政治でも芸能でも、忘れてもらえない女性が目白押しです。「負け犬」「子ナシ」「男尊女子」などの言葉で時代を切り取ってきた酒井さんが、女たちの悲喜こもごもをユーモアと毒と優しさで描いた大人気エッセイです。
B&Bでは、『忘れる女、忘れられる女』刊行を記念してイベントを開催します。お相手にお迎えするのは、翻訳家の岸本佐知子さん。酒井さんと岸本さんは、ともに講談社エッセイ賞の選考委員も務めています。今年は歌人の穂村弘さんと女優の小泉今日子さんが受賞し、授賞式会場に人が入りきれないほど大きな話題になりました。
今回のイベントでは、”エッセイの未来”をテーマにお二人にお話しいただきます。どうぞお楽しみに!
酒井順子(さかい・じゅんこ)
1966年生まれ。エッセイスト。2003年、『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。近刊に『オリーブの罠』『裏が、幸せ。』『中年だって生きている』『子の無い人生』『ananの嘘』『男尊女子』など著書多数。『その人、独身?』『駆け込み、セーフ?』『いつから、中年?』『女も、不況?』『こんなの、はじめて?』『昔は、よかった?』『もう、忘れたの?』『そんなに、変わった?』『泣いたの、バレた?』『気付くのが遅すぎて、』『朝からスキャンダル』に続き、週刊現代の人気連載をまとめたのが『忘れる女、忘れられる女』である。
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
1960年生まれ。翻訳家。2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。訳書にミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』、ショーン・タン『遠い町から来た話』など多数。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『コドモノセカイ』『楽しい夜』、著書に『気になる部分』、編書に『変愛小説集 日本作家編』などがある。
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order