2017年12月10日(日)

*藤岡陽子さんト-クライブ 司会・聞き手:二村知子 『満天のゴ-ル』(小学館)発刊記念イベント

ナビりん
ステキな表紙だけど、あらすじを読んで、改めて表紙を見るとそれだけで涙がこぼれそうになるわ。これはぜひ読んでみたい!

タマちゃん
重いようで、実は身近なテーマよね

ナビりん
藤岡陽子さんは作家でありながら、現役の看護師さんでもあるのよね

【隆祥館書店】
今回は、人間味溢れる医療小説を上梓された藤岡陽子さんにご登場いただけることになりました。
藤岡陽子さんは、長年看護師として働き、人の生と死を常に見つめ続けてきた方です。今回、この本の執筆にあたり、実際に京都の丹後地方で僻地医療に奮闘されている医師の方を取材し、物語に厚みとリアリティと熱が注入されました。
 
33歳、夫に棄てられ故郷に戻り、看護師として働き始める女性。その母親を一番近くで支える10歳の涼介。父親の入院をきっかけに出会った、孤独と寂しさを抱える35歳の医師。そして、人生をあきらめ、死を待っている72歳の女性。この4人が出会い、物語を動かしていきます。
 
誰もが心に傷を抱え、辛いことや悲しい思いを乗り越えて、生きていく。この物語は、それぞれの成長譚であると同時に、もっともっと根本的な、生きること、死にゆくことに思いを巡らせるきっかけを与えてくれます。人のすべて人生のすべてを温かく、小さな小さな希望ととらえることができるようになる、そんな一冊です。

人生への、死にゆくことへの価値観が大きく変わるきっかけになる物語です。
これからの生き方について考える機会になればと企画しました。この機会にぜひ。

【プロフィール】
藤岡陽子(ふじおか ようこ)
1971年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。報知新聞社を経て、タンザニア・ダルエスサラーム大留学。慈恵看護専門学校卒業。2006年「結い言」で第40回北日本文学賞選奨を受賞。2009年「いつまでも白い羽根」(光文社)でデビュー。
著書は他に「海路」「トライアウト」「ホイッスル」「波風」「晴れたらいいね」(光文社)「手のひらの音符」(新潮社)「闇から届く命」(実業之日本社)「おしょりん」(ポプラ社)「テミスの休息」(祥伝社)など。
現在も、看護師として勤務を続ける。

司会:二村知子 (ふたむら ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、温かい社会を目指している。

開催日:平成29年12月10日(日)
時 間:4:30開場 15:00開演
会 場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
主 催:隆祥館書店
後 援:小学館
参加費:3,000円
(内訳:参加費1,488円+『満点のゴ-ル』1,512円 )
トークライブのみ:3,000円
当日の場合:参加費500円アップになります。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

*振込先
三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023 
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメール:ryushokan@eos.ocn.ne.jp

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