2017年12月3日(日)

「アートは医療を変えることができるのか?」ハナムラチカヒロ × 稲葉俊郎トークイベント『まなざしのデザイン 〈世界の見方〉を変える方法』(NTT出版)刊行記念

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「まなざしのデザイン」を提唱し、さまざまなワークショップやパフォーマンス、作品をつうじて、〈モノの見方〉を変える方法を探求・実践してきた、ハナムラチカヒロ氏。その初の単著を記念したトークイベントを行います。

ハナムラ氏のさまざまな活動の中でも、大阪の市民病院の吹き抜け空間に、大量のシャボン玉を振らせるインスタレーション「霧はれて光きたる春」(第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞)は、医療現場におけるアートの可能性を切り開くものでした。

本イベントでは、東京大学医学部付属病院に循環器内科医として勤務しながら、未来の医療と社会の創発のため、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行い、講演・勉強会なども各地で行っている稲葉俊郎氏をお招きし、アートと医療をめぐるダイアローグを行います。

【プロフィール】
ハナムラチカヒロ
1976年生まれ。博士(緑地環境科学)。大阪府立大学経済学研究科観光地域創造専攻・准教授。バルセロナ大学遺産観光研究所客員研究員。大阪府立大学生命環境科学研究科修了後、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任助教を経て、現職。専門であるランドスケープデザインとコミュニケーションデザインをベースにした風景異化論を元に、空間アートの制作や、映像や舞台などでのパフォーマンスも行う。「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。
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稲葉俊郎(いなば・としろう)
医師、東京大学医学部付属病院循環器内科助教。1979年熊本生まれ。心臓を内科的に治療するカテーテル治療や先天性心疾患が専門。往診による在宅医療も週に一度行いながら、夏には山岳医療にも従事している(東大医学部山岳部監督)。医療の多様性と調和への土壌作りのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。2011年の東日本大震災をきっかけに、医療があらゆる領域との創発を起こすために、様々な分野を横断した活動を始める。出演歴:MANSAI解体新書その弐拾六(世田谷パブリックシアター、2016年7月30日)、SWITCHインタビュー 達人達「大友良英×稲葉俊郎」(NHK、2017年3月11日)、アンサンブルズ東京(UA + 稲葉俊郎、2017年10月15日)など。
オフィシャルサイト

日程 / 2017年12月3日 (日)
時間 / 14:00~15:30 開場 13:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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