2014年、メディアとコミュニケーションをめぐる思想と実践、批判とデザインを結びつける新しい領域のための雑誌が生まれました。
名前は『5』。ファイブといい、副題に「Designing Media Ecology(メディアの生態系をデザインする)」と入ります。
発行部数数百部、出版社に頼らず、内外の仲間のネットワークでできあがっています。
今回はこの雑誌の編集委員である毛利嘉孝、水越伸、デザイナーの宮田雅子が、なぜ今の時代に紙の雑誌を出そうと考えたのか、英語と日本語併記であることのねらいはなにかなど、小さな雑誌に託した想い、編集流通のプロセスなどをお話し、メディア・デザインを論じます。
『5:Designing Media Ecology』website
http://fivedme.org
毛利嘉孝(もうり・よしたか)
1963年生まれ。東京藝術大学准教授。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPhD。専門は社会学、文化研究・メディア研究。主著に『ストリートの思想』、共著に『アフター・テレビジョン・スタディーズ』など。
宮田雅子(みやた・まさこ)
1974年生まれ。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部准教授。武蔵野美術大学卒業、東京大学大学院学際情報学府修士修了。専門はメディアデザインの理論と実践。デザインの非専門家による創発的な形の生成のプロセスに興味がある。
水越伸(みずこし・しん)
1963年生まれ。東京大学大学院情報学環教授。筑波大学卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。メディア論に取り組む。主著に『メディア・ビオトープ:メディアの生態系をデザインする』『改訂版 21世紀メディア論』など。
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出演 _
毛利嘉孝(社会学、文化研究、メディア研究)
宮田雅子(メディアデザイン)
水越伸(メディア論)
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時間 _
19:00~21:00 (18:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order