東京・代々木上原で行列が絶えない人気店「按田餃子(あんだぎょうざ)」の店主、按田優子さんの新刊『たすかる料理』が1月27日に発売になります。
看板メニューのラゲーライスやハトムギを皮に練り込んだ水餃子など、ここでしか食べられない味が話題沸騰中の「按田餃子」。
本書では、お店の成り立ちや、厨房やメニューのしくみ、そしてそのすべての根幹にある、按田さんの自炊の方法がひもとかれます。
今回は、この本の刊行を記念し、按田さんの自炊や暮らしの考え方をより深く知っていただけるトークを開催します。
対談のお相手は、富ヶ谷で天然酵母パンの店「ルヴァン」を営む甲田幹夫さん。
実は、近所ということもあり、お互いの店を行き来しながら、交流を深めているおふたり。
ふだんの生活のなかの「食」について、また、お店で提供する「食」について それぞれの考えやスタイル、理想的なあり方を、語り合っていただきます。
餃子屋とパン屋。まったく異なる風貌のお店でありながら、立地以外にも、粉や塩、発酵、自家製、共同体、などなど共通するキーワードがたくさん生まれてきそうです。人々の心を惹きつける、2つの人気店の店主が、ここだけのトークを繰り広げます。
按田優子 Yuko Anda
「按田餃子」の店主。保存食研究家。菓子・パンの製造、乾物料理店でのメニュー開発などを経て2011年独立。食品加工専門家として、JICAのプロジェクトに参加し、ペルーのアマゾンを訪れること六回。2012年、写真家の鈴木陽介とともに、東京・代々木上原に「按田餃子」をオープン。著書に『男前ぼうろとシンデレラビスコッティ』(農文協)、『冷蔵庫いらずのレシピ』(ワニブックス)。雑誌での執筆やレシピ提供など多数。
甲田幹夫 Mikio Koda
国産小麦自然発酵種パン店「ルヴァン」、カフェ「ル・シァレ」オーナー。教師など数々の職に就いたのち、フランス人より自然発酵種を用いたヨーロッパの伝統的なパン製法を学ぶ。1984年に東京・調布で開業し、1989年に直営の小売店「ルヴァン」を東京・富ヶ谷にオープン。2004年、故郷である長野・上田市に信州上田店を開く。自家発酵の自然発酵種と国産麦を用い、穀物本来の味を最大限に生かしたパンを日々焼いている。著書に『ルヴァンの天然酵母パン』(柴田書店)。
日程:2018年2月23日 (金)
時間:19:00~20:30 開場 18:30~
料金:1,350円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00
書籍情報
『たすかる料理』
自炊はわがままでいい。台所にしばられず、自分らしく食べて、生きるには?
東京・代々木上原で行列の絶えない「按田餃子」のしなやかな生活のすすめ。
さまざまな環境で料理して辿りついた、気楽に生きるための、超画期的な自炊の方法とは! ?
かたまりの肉と魚介、芋、豆、乾物、漬物、塩、酢、スパイス…。
食材を相棒にして、たのしく食べつなぐ按田式をヒントにしよう。
忙しい現代人が、日常をサバイブするための、自炊のアイデアが詰まった一冊!
文・料理 / 按田優子 写真 / 鈴木陽介
デザイン / 佐々木暁
定価1600円+税
2018年1月27日発売 リトルモア刊