2018年2月11日(日)

竹本織太夫 × 朝吹真理子「文楽っていったい何だ?」『文楽のすゝめ』(実業之日本社)刊行記念

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今年1月に、六代目竹本織太夫さんの著書『文楽のすゝめ』(実業之日本社)が刊行されました。

同書は、2018年新春、六代目竹本織太夫を襲名した人形浄瑠璃文楽の太夫、豊竹咲甫太夫さんが、文楽を知らない人向けに書かれたビジュアルブックです。

難しいと思われがちな文楽を、アラフォー旦那の不倫、マイルドヤンキーの殺人、ツアコン逆切れ事件(!?)などのわかりやすいキーワードを元に解説。

絶対に観ておきたい名作紹介や、カリスマ作家・近松門左衛門の魅力、大阪を楽しむぶらぶらあるきガイドのほか、豪華執筆陣のエッセイなども収録した、充実の一冊となっています。

今回はこの刊行を記念して、刊行イベントを開催します。ゲストは、同書に「文字できく音楽」を寄稿されている小説家の朝吹真理子さん。

文楽を知り尽くした竹本織太夫さんと文楽ビギナーの朝吹真理子さんに、あらためて文楽の魅力や、見方、オススメ作品、見どころなどをたっぷりお話いただく予定です。

文楽ファンはもちろん、初心者も大歓迎。文楽の魅力を感じられる一夜となること間違いなし。

お楽しみに!

【出演者プロフィール】
竹本織太夫(たけもと・おりたゆう)
1975年、大阪・西心斎橋に生まれる。祖父は文楽三味線の二代目鶴澤道八、伯父は鶴澤清治、実弟は鶴澤清馗。1983年、豊竹咲太夫に入門、豊竹咲甫太夫を名乗る。1986年、10歳で初舞台を踏む。NHK Eテレの「にほんごであそぼ」にレギュラー出演するなど、文楽の魅力を幅広く発信する。2011年、第28回咲くやこの花賞、2013年、第34回松尾芸能賞新人賞、平成25年度大阪祭賞グランプリ受賞。2018年1月、八代目竹本綱太夫五十回忌追善・六代目竹本織太夫襲名披露公演において、六代目竹本織太夫を襲名。

朝吹真理子(あさぶき・まりこ)
1984年、東京生れ。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、第2作「きことわ」で芥川賞を受賞。今年6月、「きことわ」以来の長篇小説「TIMELESS」を刊行予定。

時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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