政治思想家・中島岳志さん(東京工業大学教授)の最新評論集『保守と立憲 世界によって私が変えられないために』の刊行を記念して、トークショーを行います。
中島岳志さんは、間違える動物、不完全な存在としての私たち人間がとるべき態度として、「リベラル保守」という立場を提唱しています。今、「保守」という言葉が政治の場で溢れています。一体、「保守」とはどんな思想なのか。そもそも「保守」と「リベラル」とは相反する思想なのか。そしてなぜ、立憲主義が必要なのか。中島さんは保守にとっての立憲主義を、「死者の立憲主義」という言葉で表現しています。
右対左ではない、改憲か護憲かではない、二元論を乗り越える新しい世の中の見取り図と、これからの私たちの生き方についてお話し頂きます。
書籍装丁=矢萩多聞
【プロフィール】
中島岳志(なかじま・たけし)
一九七五年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、現在は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大仏次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『ナショナリズムと宗教』、『インドの時代』、『パール判事』、『朝日平吾の憂鬱』、『保守のヒント』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『下中彌三郎』、『親鸞と日本主義』他。『報道ステーション』のコメンテーター等、メディアへの出演も多数。写真=山口こすも
【開催日】
2018年2月23日(金)
【時間】
19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
【会場】
Title 1階特設スペース
【参加費】
1000円+1ドリンク500円
【定員】
25名
【お申し込み】
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます