2018年3月10日(土)

瀧本幹也 × 服部一成 × 矢後直規トークイベント「写真家・瀧本幹也、20年目の現在地」  『CROSSOVER』(青幻舎)刊行記念

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自身の作品制作活動をはじめ、広告写真、グラフィック、エディトリアルワーク、コマーシャルフィルムなど幅広い分野で活躍を続け、2012年から取り組み始めた映画の撮影では「海街diary」で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞するなどますます注目を集める瀧本幹也さん。

そのキャリアのスタートから20年に及ぶ膨大な活動の記録の中から、瀧本さん自身がセレクトした作品集「CROSSOVER」が完成しました。
本書では「個人作品」にとどまらず、「広告写真」「コマーシャルフィルム」「映画」と全ジャンルを網羅する内容となっています。

この度、作品集の刊行を記念してトークイベントを開催する運びとなりました。
ゲストは瀧本さんが独立して間もない時期から「キユーピーハーフ」など数々の印象的な仕事でタッグを組む、アートディレクターの服部一成さんと、2015年に初めて瀧本さんと組んだ「LAFORET GRAND BAZAR」の記憶が鮮烈で、本書のアートディレクションも手掛けた、アートディレクターの矢後直規さん。

実際に仕事で組んだことのあるお二人の視点を通して、“唯一無二の”瀧本幹也さんの写真がどのようにできあがるのか。その秘密を探ります。

【プロフィール】
瀧本幹也
写真家 / 1974年愛知県生まれ。94年より藤井保氏に師事。98年に写真家として独立し、瀧本幹也写真事務所を設立。広告写真をはじめ、グラフィック、エディトリアルワーク、自身の作品制作活動、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影を手がける。主な作品集に『LAND SPACE』(13)『SIGHTSEEING』(07)『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』(05)などがある。また12年からは映画の撮影にも取り組む。自身初となる『そして父になる』(是枝裕和監督作品)では第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を受賞。15年には『海街diary』で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。17年『三度目の殺人』第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門。東京ADC賞、ニューヨーク ADC賞 GOLD、カンヌライオンズ国際広告祭 GOLD、ACC グランプリ、日経広告賞グランプリ、ニューヨーク CLIO AWARDS GOLD、ロンドン D&AD YELLOW PENCILなど、国内外での受賞歴多数。

服部一成
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1964年東京生まれ。1988年、東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。同年、ライトパブリシテイ入社。2001年よりフリーランス。
主な仕事に、キユーピー「キユーピーハーフ」などの広告デザイン、POLAの新V.I.計画、横浜美術館「中平卓馬展」、金沢21世紀美術館「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」など展覧会のグラフィック、『流行通信』(INFAS)、『here and there』(Nieves)、『真夜中』(リトルモア)などの雑誌デザインや、瀧本幹也写真集『SIGHTSEEING』(リトルモア)、『LAND SPACE』(青幻舎)などのブックデザインを手がける。毎日デザイン賞、ADC賞、東京TDC賞グランプリ、原弘賞、亀倉雄策賞など受賞多数。著書に『服部一成(世界のグラフィックデザインシリーズ95)』(ギンザグラフィックギャラリー/2010)、『服部一成グラフィックス』(誠文堂新光社/2011)がある。

矢後直規
アートディレクター / グラフィックデザイナー
1986年、静岡県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。2009年株式会社博報堂入社、2013年より株式会社SIXに所属。LAFORET HARAJUKU、FINAL HOME、JOSEPH、NHKドラマ精霊の守り人のビジュアルや、RADWIMPS、Chara、菅田将暉、集団行動、三戸なつめなどのCDジャケットやミュージックビデオ、ラフォーレミュージアムでの瀧本幹也展「crossover」のアートディレクションなどを担当。東京ADC賞、D&AD金賞など。

日程 / 2018年3月10日 (土)
時間 / 14:00~15:30 開場 13:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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