2018年3月26日(月)

紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #39 世界でもっとも愛されている恋愛物語『椿姫』の魅力 講師:永田千奈先生

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1848年の刊行以来、演劇やオペラ、そして映画にバレエ、ミュージカルにとさまざまな形で再現され、世界でもっとも愛されている小説が『椿姫』です。
パリの社交界で金持ちの貴族を相手に奔放な日々を送る美貌の高級娼婦マルグリットは、ある日青年アルマンと出会います。
アルマンの誠実さにこたえるうち、真実の愛に目覚めた彼女は享楽的な生活を捨て、パリ近郊の別荘で二人は暮らし始めるのですが、そこに訪ねて来たのはアルマンの父でした……。
物語の始まりにあるマルグリットの墓を掘り起こすシーンからして衝撃的です。アルマンの父による説得と彼女の決断。愛憎半ばするパリに戻ってからの生活。そして結末で明かされる衝撃の真相は、涙なくしては読めません。
今回の読書会では、この『椿姫』の魅力について、翻訳者の永田千奈さんに語ってもらいます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)
光文社古典新訳文庫が紀伊國屋書店電子書店KINOPPYとコラボレーションして開催するReaders Club読書会(Reading Session)、第39回です。

○日時:2018年3月26日(月)18:30~ (開場18:15)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
○定員:50名
○参加費:無料
○参加方法:2018年3月3日(土)午前10:00時より2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
○お問い合わせ 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702
*イベントは1時間30分~2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には講師の著書・翻訳書にサインをお入れします。
*19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

【講師紹介】
永田千奈(ながた・ちな)
東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。主な訳書に『椿姫』(デュマ・フィス)、『クレーヴの奥方』(ラファイエット夫人)、『海に住む少女』『ひとさらい』(シュペルヴィエル)、『女の一生』(モーパッサン)、『孤独な散歩者の夢想』(ルソー、以上、光文社古典新訳文庫)、『ある父親』(シビル・ラカン)、『それでも私は腐敗と闘う』(イングリッド・ベタンクール)、『サーカスの犬』(リュドヴィック・ルーボディ)、『印象派のミューズ』(ドミニク・ボナ)など。

『椿姫』
アレクサンドル・デュマ、永田千奈 / 光文社
2018/02出版
ISBN : 9784334753702
価格:¥1,166(本体¥1,080)
パリの社交界で金持ちの貴族を相手に奔放な日々を送る美貌の高級娼婦マルグリット。彼女はある日、青年アルマンと出会う。初めて真実の愛に目覚めた彼女は、これまでの享楽的な生活を捨て、パリ近郊の別荘で二人は暮らし始めるのだが、そこへ訪ねてきたのはアルマンの父だった…。

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