2018年4月4日(水)

ファン・ジョンウンさん × 斎藤真理子さんトークイベント「韓国文学のいま――小説と社会の最前線」 『誰でもない』(晶文社)『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)刊行記念

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現代韓国で数々の賞に輝き、ヨーロッパではブッカー賞受賞のハン・ガンに続く才能として注目をあつめる作家、ファン・ジョンウン氏。2018年1月に晶文社より最新作品集『誰でもない』、3月には河出書房新社より長篇『野蛮なアリスさん』が刊行され、日本での本格的な紹介が始まりました。
このたび上記2冊の刊行を記念して、著者のファン・ジョンウンさんと、訳者の斎藤真理子さんのトークイベントを開催いたします。★通訳あり。

日 時◆2018年4月4日(水) 19:00開演/18:45開場
会 場◆紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
参加料◆無料で参加いただけるイベントです。

受 付◆3月14日(水)より店頭またはお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-5702
新宿本店2階文学書売場直通(10:00~21:00)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。

【連動企画】
4月3日(火)「『誰でもない』ファン・ジョンウンさんを囲む一夜かぎりの読書会」@神保町ブックカフェ
*満員御礼

【プロフィール】
ファン・ジョンウン(황정은)
1976年ソウル生まれ。2005年、京郷新聞「新春文芸」に短編が当選し作家デビュー。2010年『百の影法師』で韓国日報文学賞、2012年『パ氏の入門』でシン・ドンヨプ文学賞、2014年「誰が」(短篇)で第15回イ・ヒョソク文学賞、『続けてみます』で第23回大山文学賞を受賞。強い社会意識を持ち、個性的な文体と構成で果敢にチャレンジする作家として期待を集めている。「彼女の小説はいかなる過剰さにもつながらず、そのことによって現実の過剰さをいっそう暴露する。尊厳を持った一人一人の人間の主体を描きだし、『ここに人がいる』ということを常に、宣言する」(文芸評論家ファン・ジョンア)。邦訳に、「帽子」(「文藝」2015年秋季号)、『誰でもない』(2018年、晶文社)がある。

斎藤真理子(さいとう・まりこ)
1960年、新潟市生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。80年より韓国語を学び、91〜92年、韓国の延世大学語学堂へ留学。著書に、詩集『ひびき はばたき ふぶき』(90年、思潮社)。韓国語詩集『入国』(93年、韓国・民音社、18年に春の日の本より再刊予定)。15年、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、2014年、クレイン)で第1回日本翻訳大賞受賞。他の訳書に、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(16年、河出書房新社)、パク・ミンギュ『ピンポン』(17年、白水社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(17年、晶文社)、ファン・ジョンウン『誰でもない』(18年、晶文社)、『野蛮なアリスさん』(18年、河出書房新社)などがある。

主催:河出書房新社
共催:韓国文学翻訳院、晶文社

◆注意事項◆
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・イベント会場での撮影・録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
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