2015年2月11日(水)

『鳥たち』トークイベント 著者・よしもとばななさん×管啓次郎さん×青葉市子さん

スペシャルゲストとして青葉市子さんの出演が決まりました!

昨年秋に刊行されたよしもとばななさんの小説『鳥たち』は、アメリカのアリゾナで共同生活を送っていた家族を失い、天涯孤独で身を寄せ合う、大学生「まこ」と、パン職人の「嵯峨」の物語。
作中には、メキシコ・インディオ古謡『チョンタルの詩』からの引用が印象的に登場し、著者の「本」への尊敬も込められた物語になっています。「すばる」初出時にこの作品を読んだという詩人の管啓次郎さんは、自然とのつながりを力強く表現する詩だけでなく、旅についての散文も精力的に発表されており、アリゾナの地についての文章が収録されている『狼が連れだって走る月』(河出文庫)には、ばななさんが序文を寄せています。

このたび、『鳥たち』の刊行を記念して、お二人の対談が実現しました。本について、文学について、旅について。自由にお話いただく2時間です。

『鳥たち』特設サイト

http://renzaburo.jp/toritachi/

よしもとばなな

1964年生まれ。作家。87年、「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。88年、「ムーンライト・シャドウ」で第16回泉鏡花文学賞、89年、『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。他の著書に『アムリタ』『デッドエンドの思い出』『不倫と南米』『スナックちどり』『さきちゃんたちの夜』『花のベッドでひるねして』『サーカスナイト』など。共著に『小さないじわるを消すだけで』など。
諸作品は海外30数カ国で翻訳出版され、国内外問わず多くのファンに支持されている。

管啓次郎

1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学理工学部教授(コンテンツ批評、映像文化論)。アメリカ先住民思想を論じた著書として『野生哲学』(小池桂一の書き下ろし漫画を収録)がある。その他の主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』『ホノルル、ブラジル』『斜線の旅』『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』、最新刊に『ハワイ、蘭嶼』などがある。詩集『Agend’Ars』四部作は『時制論』をもって完結。英仏西語からの翻訳多数。ASLE-japan文学・環境学会代表。

  • 出演 _

    よしもとばなな(作家)
    管啓次郎(詩人)
    青葉市子(ミュージシャン)

  • 時間 _

    15:00~17:00 (14:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

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