著書として5年ぶり、『自分の仕事をつくる』から10冊目にあたる西村佳哲さんの新刊『一緒に冒険をする』が出版される。
料理家の野村友里さんや、楽天創業副社長で新しい学校を準備中の本城慎之介さん、安曇野のリトリート・穂高養生園の福田俊作さんらと交されたインタビュー集。
その登場人物の一人・内野加奈子さんを高知から招いて、「仕事」と「働き方」の違い、自然の中での人間の役割、この世界をどう生きてゆくか、といった事々をめぐって二人のプレゼンテーションを起点に考えをめぐらせる約一時間半。
内野さんは、コンパスがない時代の伝統的な航海術でハワイから日本へ5ヶ月の旅をした「ホクレア号」のクルーの一人。
西村さんは、デザインワークのかたわら働き方研究に先鞭をつけ、いまは徳島県神山町で二拠点居住をおくりながら、これからの暮らしと仕事づくりの実践に取り組んでいる。
二人の話は、わたしたち一人ひとりの人生とどう交差するか。ご期待ください。
終了後、お二人のサイン会や、一般書店で入手しにくい書籍等の販売も行います。
【プロフィール】
西村佳哲(にしむら・よしあき)
1964年 東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。働き方研究家。武蔵野美術大学卒。大手建設会社を経て、つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。開発的な仕事の相談を受けることが多い。2014年からは東京と徳島県神山町で二拠点居住を始め、同町の「まちを将来世代につなぐプロジェクト」に参画。『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『わたしのはたらき』(弘文堂)、『いま、地方で生きるということ』(ミシマ社)、『ひとの居場所をつくる』(筑摩書房)などの著書がある。
内野加奈子(うちの・かなこ)
東京生まれ。海の学校 代表。星や波、風などの動きを手がかりに外洋を渡る伝統的な航海術で、ハワイから日本を目指す5ヶ月の旅(2007年)を実現した「ホクレア号」のクルーの一人。慶應義塾大学総合政策学部卒。ハワイ大学大学院で海洋学と写真を学び、2011年からは高知市の土佐山アカデミーで、学びの場づくりのディレクターをつとめる(現在は理事)。著書に『ホクレア 星が教えてくれる道』(小学館)、絵本『星と海と旅するカヌー』『サンゴの海のひみつ』、紙芝居『雨つぶくんの大冒険』など。
日程 / 2018年4月23日 (月)
時間 /
19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,620円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00