踊る!教える!考える!『フランス舞踏日記1997-2017』は、フランスで40年!舞踏を踊り、教え、コメディ・フランセーズで振付指導した舞踏家による書籍です。大野一雄や山海塾より以前1977年に渡欧し30年在住して活動し、フランス政府からも認められた古関すまこ。本書でフランス・欧州での舞踏人生、大野一雄、土方巽の生み出した舞踏と身体について語り、自らの舞踏メソッド、身体訓練法の一端を紹介しています。
今回、美術・美学研究を通して皮膚や身体論に造詣が深く、また舞踏家とのコラボレーション、舞踏やダンスの舞台についても批評してきた美学者谷川渥が、この舞踏家古関すまこと舞踏について、身体について、フランスについて、そして美と美学について徹底的に語り合います。舞踏というと70年代のアングラとか、白塗りして裸といった印象も語られますが、この書物とトークによって画一的な観念は一掃され、舞踏がなぜ世界で受け入れられ現在も求められているかが理解されます。そして、日本独自の前衛舞踊として、大きな価値転換を迫ってきた舞踏という芸術表現を通して、多様な価値観が求められる現代に、新たな視点を与えてくれることでしょう。
日 時◆2018年5月17日(木) 19:00開演/18:40開場
会 場◆紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
【参加方法】
参加には整理券(先着50名)が必要です。
※整理券はお1人様1枚までとさせていただきます。
※整理券の数には限りがございます。なくなり次第、配布を終了させていただきます。
【整理券受付】
4月17日(火)10:00より下記電話番号にて整理券のご予約を承ります。
ご予約のお客様は、書籍入荷予定の4月17日(火)~イベント当日まで
に、4階レジカウンターにて「フランス舞踏日記1977-2017」』(論創社 税込み2,376円)をお買い上げのうえ整理券をお受け取りくださいませ。
▼受付電話番号
4階売場直通TEL:03-3354-5704(10:00-21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられても整理券のご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
【プロフィール】
古関すまこ(こせき すまこ)
1949年、京都生まれ。東京大学文学部卒業。在学中より鈴木忠志(早稲田小劇場)に師事。ついで三浦一壮に舞踏、坪井香譲に新体道を師事。1977年に三浦率いる「舞踏舎」のメンバーとしてナンシー国際演劇祭に参加。グロトフスキーらと交流し、その後フランスに在住してバタクラン劇場、ロン・ポワン劇場、コメディ・フランセーズなどで舞踏活動を続ける。さらに日本で駒澤大学、放送大学などで教鞭をとりつつ欧日を行き来し、アヴィニヨン演劇祭やフランス、チェコ、ギリシャなどに招聘され、公演やワークショップを行っている。現在、岡山市在住。
谷川 渥(たにがわ あつし)
1948年生。美学者。國學院大學教授を経て京都精華大学客員教授。著書・編著・訳書『構造と解釈』『形象と時間 美的時間論序説』『バロックの本箱』『表象の迷宮』『美学の逆説』『鏡と皮膚』『見ることの逸楽』『文学の皮膚』『幻想の地誌学』『イコノクリティック』『芸術をめぐる言葉』『廃墟の美学』『美のバロキスム 芸術学講義』『芸術をめぐる言葉 II』『シュルレアリスムのアメリカ』『肉体の迷宮』『新編 芸術をめぐる言葉』『書物のエロティックス』『幻想の花園 図説 美学特殊講義』『芸術の記号論』『鏡 バルトルシャイティス著作集4』など多数。
司会 志賀信夫(しが のぶお)
批評家・編集者
◆注意事項◆
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・特別講義終了後、サイン会を行います。
・イベント会場での撮影・録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
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