今、一部の界隈で盛り上がりを見せている日本の文豪たち。学生時代、教科書で彼らの存在を知った、という人も多いでしょう。
でも、教科書に載っているから、後世に名をのこしているから、彼らはわたしたちにとって遠い存在なのでしょうか?
文学で成功してやろうとがんばっていた若き日の彼らは、本当はどういう人たちだったのでしょうか?
そんな疑問に答えつつ、文豪同士の友情にまつわる逸話を紹介しながら、彼らの人生と作品に迫るエッセイ『文豪たちの友情』が発売されます。
その刊行を記念して、著者である石井千湖さんが、『文豪怪談傑作選』『文豪怪異小品集』『文豪山怪奇譚』といった、文豪にまつわる編著をお持ちの東雅夫さんと語り合います。
「佐藤春夫と堀口大學は仲良しすぎて男色関係を疑われた?」「室生犀星と萩原朔太郎の出会いは最悪だった?」「国木田独歩と田山花袋は同居していてもケンカばかり?」など、数多くの素敵なエピソードを持つ文豪たちを、石井さんと東さんが、どう紹介していくのか。お二人の文豪愛にあふれたトークを、ぜひお楽しみください。
【プロフィール】
石井千湖(いしい・ちこ)
1973年佐賀県生まれ。書評家、ライター。早稲田大学卒業後、書店員を経て、現在は書評とインタビューを中心に活動。執筆媒体に「読売新聞」「産経新聞」「週刊新潮」「週刊文春」「小説すばる」「ダ・ヴィンチ」などがある。著書に『文豪たちの友情』、共著に『世界の8大文学賞』『きっとあなたは、あの本が好き。』(すべて立東舎)。
東雅夫(ひがし・まさお)
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、「幽」編集顧問。早稲田大学卒業後、「幻想文学」編集長を経て、怪談や幻想文学の著述・編纂・講演活動を展開。『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『文学の極意は怪談である』(筑摩書房)、編纂書に『文豪妖怪名作選』(創元推理文庫)『ドラコニアの夢』(角川文庫)ほか。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)
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