2018年5月23日(水)

「ゲッベルスと私」映画公開&監督来日記念 トークセッション ナチス宣伝大臣秘書と”悪の凡庸さ”

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終戦から69年の沈黙を破り、ゲッベルスの秘書が独白する――
ナチス政権の宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書をつとめたブルンヒルデ・ポムゼルは、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物。6月16日(土)より全国で公開されるドキュメンタリー映画「ゲッベルスと私」は、彼女が終戦から69年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントです。
“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語る103歳のポムゼルの姿は、ハンナ・アーレントが主張した”悪の凡庸さ”をふたたび想起させます。
学生時代よりアーレントの著作を読み込んで来た、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長が聞き手となり、監督のおふたりに本作について語っていただきます。また、ドイツと日本両方の社会を知るマライ・メントラインさんと、現在の日本にも存在する”悪の凡庸さ”と、多様な読み解きのできる本作品の魅力について語り合います。通訳付き。

日 時:2018年5月23日(水) 19:00開演 18:45開場
会 場:紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
参加料:500円
受 付:4月29日(日)午前10時よりお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)

ご予約電話番号:03-3354-0131
新宿本店代表番号(10:00~21:00)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
主催:紀伊國屋書店
共催:岩波ホール、サニーフィルム
メディアパートナー:ハフポスト日本版

※書籍版『ゲッベルスと私』は、2018年6月、紀伊國屋書店出版部より刊行予定。

<プロフィール>
クリスティアン・クレーネス
1990年、ウィーンに映像プロダクションを設立し、フリーランス・プロデューサーとして活動する。アカデミー賞受賞俳優で、小説家、脚本家、劇作家、映画監督のピーター・ユスティノフ(イギリス)と長年テレビや舞台製作を共にする。2006年、ブラックボックス・フィルム & メディアプロダクションを設立し、会社経営、プロデューサー、ディレクター業を兼務する。現在、ホロコーストを生き延びた105歳のユダヤ人のドキュメンタリー『A JEWISH LIFE』を製作中。海洋資源の乱獲問題や有刺鉄線を巡る新作も準備中。

フロリアン・ヴァイゲンザマー
ウィーン大学で政治学とコミュニケーション学を専攻した後、オーストリアの政治誌「Profil」でジャーナリストとして働く。1995年、ウィーンを拠点にする通信社に転職し、ヨーロッパ全土に向けてニュース記事やルポルタージュを書く。その後、クリスティアン・クレーネスと、東欧とアジアをテーマにした数多くの政治・社会テレビ番組を制作する。

マライ・メントライン
翻訳・通訳・エッセイスト。ドイツ最北部の町キール出身。NHK「テレビでドイツ語」「まいにちドイツ語」に出演。2008年より日本在住。通訳・翻訳・ドイツ放送局のプロデューサーにウェブでの情報発信と、多方面に活躍中。著書に、『ドイツ語エッセイ 笑うときにも真面目なんです 』(NHK出版)がある。

竹下隆一郎(たけした・りゅういちろう)
ハフポスト日本版編集長。慶應義塾大学法学部卒。2002年朝日新聞社入社。経済部記者や新規事業開発を担う「メディアラボ」を経て、2014年~2015年スタンフォード大学客員研究員。2016年5月から現職。ハフポスト創刊5周年を機会に、「 #アタラシイ時間」という編集企画を始めた。

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