【隆祥館書店】
今回は、“平和をつくる”を仕事にされている鬼丸昌也さんにご登場いただけることになりました。
世界には、確認されているだけで、約25万人もの子ども兵は存在する。また、各地の紛争で埋められた地雷は、平和が訪れたとしても、人々の生活を脅かし続ける。紛争のもたらした課題と真正面から取り組むNPOが、「テラ・ルネッサンス」。このNPOが設立されたのは、創設者・鬼丸昌也(38)が大学4回生(21)の時。カンボジアで地雷被害の悲惨さを知り、「いま、自分に何ができるのだろう」と問いかけ、「まずは、自分の見聞きした地雷の現状だったら伝えられる」と、独りで講演活動を日本国内で開始。NPOを設立した2001年は約90回の講演を行い、地雷除去への支援を呼びかけた。
それから17年、独りで始めたNPOは、職員数約60名(現地人職員含む)となり、カンボジアの地雷除去支援から、アフリカ各地の元子ども兵の社会復帰支援、東日本大震災の復興支援など、多岐にわたる支援を展開している。その軌跡を、高校生を対象にわかりやすくまとめたのが「平和をつくるを仕事にする(筑摩書房)」。
この書籍の中で、私たちが世界のために、どんな一歩を踏み出せるのか、各地の紛争がもたらす課題の開設と同時に、提案してくれている。「今、自分に何ができるのか」。地雷除去現場で、彼の心に生まれた「問い」に、このイベントできっと皆さんも出会うことになるでしょう。
その答えを、一緒に探してみませんか。まず知ることから、知るとできることが見えてきます。
鬼丸昌也
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者。1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(サルボダヤ運動創始者/スリランカ)と出逢い、『すべての人に未来をつくりだす能力がある』と教えられる。
2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」設立。
2002年、(社)日本青年会議所人間力大賞受賞。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は、学校、企業、行政などで年100回以上。
遠い国の話を身近に感じさせ、一人ひとりに未来をつくる能力があると訴えかける講演に共感が広がっている。
著書に『ぼくは13 歳 職業、兵士』『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』『僕が学んだゼロから始める世界の変え方』『平和をつくるを仕事にする』 がある。
司会 二村知子 (ふたむら ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、温かい社会を目指している。
『平和をつくるを仕事にする』 筑摩書房新社 発刊記念イベント 鬼丸昌也さんによるト-クライブ 司会・聞き手:二村知子
開催日:平成30年7月22日(日)
時間:14:30開場 15:00開演
会場:隆祥館書店8階 多目的ホ-ル
参加費:3,500円 (内訳:参加費2,658円+『平和をつくるを仕事にする』842円 )
トークライブのみ:3,500円 当日の場合:参加費500円アップになります。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先
三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
※参加費から千円をテラ・ルネッサンスに寄付させていただきます。また、お手元に、読み終えた本はありませんか。ゴミ箱に捨ててしまう前に、
当日お持ちいただけましたら換金して、カンボジアやウガンダ、岩手での活動経費として活用して下さいます。
申込み・お問合せ:隆祥館書店
TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメール:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
後援:筑摩書房新社
協力:テラ・ルネッサンス