酒食ジャーナリストの山本洋子さんの新刊『ゼロから分かる!図解日本酒入門』(世界文化社)が発売されました。
「特定名称酒ってどう違うの?」「ラベルの用語って難しすぎる」「日本酒と料理の合わせ方は?」「このお酒は、冷やと燗どっちで味わうのがいいの?」
こと複雑怪奇でわかりにくい日本酒のギモンを、図解で分かりやすく解説した一冊です。
山本さんが、この本に込めたメッセージは、「日本の米の酒の価値を高めたい!」
「世界中を見ても、並行複発酵という高度な技術で醸し、デリケートかつ幅広い温度帯で楽しむ酒は、日本酒以外にありえません」。
米の酒の魅力のひとつは温度! とはいえ、なんでもいい酒ではダメといいます。
感動を味わうには、誠実に醸された純米酒の燗酒! しかも、熱々でもへこたれない酒。
そこでゲストに呼ぶのは、全量純米酒を醸す、静岡県沼津市の高嶋酒造、蔵元杜氏・高嶋一孝さん。高嶋さんは「蒸シ燗酒」を提唱するお燗名人でもあります。
実際に、純米大吟醸から純米酒、古酒などを、蒸シ燗でリアルに味わいます。
地酒とはなんぞや、本来の燗酒とはなんぞやを、みなさんと味わいつつ、問いかけていきます。
【出演者プロフィール】
山本洋子(やまもと・ようこ)
酒食ジャーナリスト/地域ブランドアドバイザー
鳥取県境港市・ゲゲゲの妖怪の町生まれ。出版社で「素食」「マクロビオティック」「郷土料理」「長寿食」「米の酒」等のムック本の編集長を経て独立。身土不二、一物全体を心がける食生活を提案し、「日本の米の価値を最大化するのは上質な純米酒」をモットに「一日一合純米酒!」を提唱。地域食ブランドアドバイザー、純米酒セミナー、6次産業化セミナー講師、ジャーナリストとして全国へ。「地方のお宝探し」がライフワーク。朝日カルチャーセンター新宿教室や、OnJapanCafe&で純米酒講座を開講。週刊ダイヤモンドで『新日本酒紀行 地域を醸すもの』を連載中。著書に『純米酒BOOK』グラフ社、 『厳選日本酒手帖』『厳選紅茶手帖』世界文化社がある。総務省地域人材ネット登録アドバイザー。境港Fish大使。
オフィシャルサイト
高嶋一孝(たかしま・かずたか)
高嶋酒造・蔵元杜氏
静岡県沼津市生まれ。平成24年、地域社会へ貢献していく為に、普通酒・醸造アルコール添加の酒を全廃し、より多くの米を使う純米酒のみ造る酒蔵となる。
酒造りのコンセプトは「この地でしか造れない地酒を、最高のコミュニケーションツールに」。だらだらと飲みつづけられる酒を目指す。
酒は奇をてらった味わいではなく、地域の食文化などによって育まれる多様性を大切にする。
燗酒が再評価されることにより、日本酒の需要回復のカギがあると考え試行錯誤する中で「蒸シ燗酒」を提唱している。
造り手としてエゴイスティックにならないよう心がけ、エゴイスティックな心を捨て、オープンマインドになるためにDJという顔も持つ。
オフィシャルサイト
時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料※五月よりドリンク代のみ当日払いとなりました
■前売2,000yen +(1 drink order 当日現金払い)
■当日店頭2,500yen + 1 drink order