「教養」「平和」「幸福」「AI」などといった大きなテーマを巡り、理系人と文系人がそれぞれの立場をぶつけ合い、その思考や手法の違いを浮き彫りにしていく刺激的な連続トークイベントです。毎回、京都大学で文理の枠を超えた異分野融合を仕掛け、学問の真の姿を追い求める宮野氏がファシリテーターとなり、理系・文系の研究者を招いて一つのテーマで鼎談します。
第1回目は、『WIRED』日本版の編集を通じて世界最前線の知に触れ、4月19日に初の単著『さよなら未来』を上梓した若林氏と、宮野氏による、連続トークイベントのプロローグとなる異色の対談です。
専門化が進む学問の世界はどうなっているのか?
その中で、理系と文系はどんな関係にあるのか?
2018年3月発売の『WIRED』日本版VOL.27「サイエンスのゆくえ」特集への出演などで親交の深いお二人が、歴史と地理を軽やかに跳び越え、縦横無尽に論じながら、現代の学問地図を浮かび上がらせていきます。
さらに、本イベントは、若林氏が監修し、宮野氏が所属する京都大学学際融合教育研究推進センターが開発した、WEBアプリ「ナビスコラ」のリリースイベントともなります。
学問の「いま」がわかるトークイベントです。
是非ご参加ください。
【プロフィール】
若林 恵 (わかばやし けい)
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後,雑誌,書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。4月に初の単著『さよなら未来』(岩波書店)を刊行。
宮野公樹(みやの なおき)
京都大学学際融合教育研究推進センター准教授。立命館大学理工学部卒、同大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。九州大学助手などを経て、2011年より現職。専門は、学問論、大学論、異分野融合の理論と実践。著書に、『学生・研究者のための使える!PowerPointスライドデザイン』『学生・研究者のための伝わる! 学会ポスターのデザイン術』 (ともに化学同人)、『研究発表のためのスライドデザイン』『研究を深める5つの問い』 (ともに講談社ブルーバックス)、『異分野融合、実践と思想のあいだ』(ユニオンエー)などがある。
【注意事項】
・お座席は自由席です。会場にお越しの順にお入りいただきます。
・お待ちいただくスペースがないため、開場時間にお越しください。
・会場でのご飲食は9Fでお買上げの商品のみとさせていただいております。
・録音、録画はご遠慮頂いております。
・お客様ご都合によるキャンセルは承っておりません。予め御了承ください。
・本イベントはEC、店頭でのご購入の両方でTポイント対象となりますが、ルクアポイントは店頭ご購入の場合のみ対象となります。
会期 / 2018年05月30日(水)
定員 / 80名
時間 / 19:00~21:00(開場18:30)
講師・ゲスト / 若林 恵・宮野公樹
場所 / 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
主催 / 梅田 蔦屋書店
参加費 / 1,000円(税込)
共催・協力 / 化学同人
申し込み方法 / 梅田 蔦屋書店オンラインショッピングまたは店頭にてお申し込みください。※オンラインショッピングでは決済のみとなり、チケットの発送はございません。イベント当日にお渡しします。
問い合わせ先 / umeda_event@ccc.co.jp