マンガ家の安永知澄さん、森泉岳土さん、おくやまゆかさんが中心となって創刊した、マンガと文学のリトルプレス「ランバーロール」。
創刊準備の0号を経て、今年2月にいよいよ1号が完成!
中心メンバーのマンガ作品に加えて、作家の戌井昭人さん、加藤秀行さん、ふくだももこさん、松波太郎さんによる掌編小説、イラストレーターのササキエイコさんと横山雄さんが書いたマンガも掲載。
手売りのリトルプレスながら、ここでしか読めない豪華な執筆陣で注目を集めています。
この度、そんな『ランバーロール』の1号の刊行を記念してイベントを開催します。
ゲストとして、ランバーロール0号から誌面に協力している芥川賞作家の滝口悠生さんさんをお迎えして、安永さん・森泉さん・おくやまさんの3人の中心メンバーと、創刊秘話を初めて語ります。(司会/谷口愛・編集者)
(5月17日~6月8日までは、B&B店内に、本誌に登場する原画も展示しています)
普段はもくもくと創作を続けるマンガ家たちによるトーク、この貴重な機会にぜひお越しください!
【出演者プロフィール】
安永知澄(やすなが・ちすみ)
マンガ家。1979年生まれ。広島県出身。『あのころ、白く溶けてく』『やさしいからだ』全3巻『わたしたちの好きなもの』(河井克夫・上野顕太郎・しりあがり寿と共著)『ステップ・バイ・ステップ』上下巻(以上全てKADOKAWA)、『あけぼのソックス』(太田出版)など。近刊は『赤パン先生!』全4巻(KADOKAWA)。ラミーとバッカスに季節を感じ毎年必ず買う派。
森泉岳土(もりいずみ・たけひと)
マンガ家/絵の作家。水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。 最新作はゴシックホラー『報いは報い、罰は罰』 (KADOKAWA)。いとうせいこうフェスのビジュアルや大林宣彦監督作品「花筐/HANAGATAMI」ポスターなどイラスト多数。現在は月刊コミックビームにて「セリー」連載中。読売新聞夕刊で井上荒野さんが連載している小説「よその島」挿絵も担当しています。
おくやまゆか
マンガ家、児童書作家。1976年生まれ。東京都在住。『たましいいっぱい』(ビームコミックス)で第19回文化庁メディア芸術祭新人賞を受賞。
ただいま月刊コミックビームにて『むかしこっぷり』シリーズ連載中。
滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)
作家。1982年、東京都生まれ。幼少期より「男はつらいよ」シリーズに生き方を学ぶ。フーテンを経て小説家に。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞受賞、2016年、「死んでいない者」で芥川龍之介賞を受賞。近刊に『茄子の輝き』(新潮社)、『高架線』(講談社)。
谷口 愛(たにぐち・あい)
編集者。1983年生まれ。リトルプレス『歩きながら考える』編集長。ランバーロールの編集お手伝い。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen +1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order