翻訳家であり文芸評論家としても活躍中の鴻巣友季子さんによる、代官山 蔦屋書店の不定期連続イベント「鴻巣友季子の文学茶々」。
vol.6の今回は、『翻訳ってなんだろう? あの名作を訳してみる』(ちくまプリマー新書刊 886円/税込)刊行記念です。
海外文学を読んでいて、ふと翻訳家って何をする人なんだろうと思うことはありませんか?
翻訳家は、ただ外国語を日本語に移し替えるだけでなく、実はその裏で、言葉遣いを吟味し、キャラ設定に悩み、無数の取捨選択をしています。
本書は翻訳家のそんな知られざる戦いを、一緒に体験できる本です。
『風と共に去りぬ』『嵐が丘』などの古典新訳で人気の翻訳家・鴻巣友季子さんが、実際に行った翻訳講座を基に書き下ろされました。
紙上で10の名作を訳していくなかで、誰もが知っているはずのあの作品の知られざる姿が浮かび上がってきます。
ゲストは『マノン・レスコー』『赤と黒』『ちいさな王子』など、フランスの古典新訳でお馴染み!東京大学の野崎歓先生。
名うての英米文学翻訳者と人気フランス文学翻訳者が、翻訳をめぐってスリリングな対話を繰り広げる貴重な一夜。
英仏同盟になるか、英仏戦争(?!)になるか、愉快な翻訳談義にご期待ください!
店内でのイベントです。50分ほどのトークのあとサイン会となります。
下記ご参加方法をお読みください。
【参加条件】
2018年5月14日(月)朝7時より、代官山 蔦屋書店 1号館1階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。
・トークイベントのみの参加券(1,000円/税込)
または、
・トークイベント+サイン会に参加できる『翻訳ってなんだろう? あの名作を訳してみる』付きの参加券(1,500円/税込)
のいずれかをお買い上げになることが参加条件です。
オンラインストアでもお申込みいただけます。
『翻訳ってなんだろう?あの名作を訳してみる』の当店での発売日は6月7日(木)です。
イベント当日以前に店頭にて本付きの参加券の受け取りをご希望の方は、6月7日(木)以降でお願いいたします。
オンラインストアでお申込みの方も、発送は6月7日(木)以降となります。ご了承くださいませ。
【お申込み方法】
・代官山 蔦屋書店 店頭 (1号館1階 人文フロアレジカウンター)
・お電話 (03-3770-2525 人文フロア)
・オンラインストア
【対象商品】
・トークイベント参加券(1,000円/税込)
・書籍『翻訳ってなんだろう?あの名作を訳してみる』+トークイベント&サイン会参加券のセット(1,500円/税込)
【ご注意事項】
・参加券1枚につき、お一人様がご参加いただけます。
・ご購入後に「トークのみ」「書籍付き」の券のタイプを変更することはできません。ご注意ください。
・お一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
・券の再発行はできません。ご了承ください。
・今回のサイン会ではすべて、書籍にお客様のお名前入れ(為書き)を致します。
・お名前入れのないサイン本はお断りさせて頂きます。
・サインは対象本のみです。古書の持ち込みはご遠慮ください。
・色紙など、本以外の物へのサインは致しかねます。
・録音・撮影は禁止となっております。
上記をご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。
【プロフィール】
鴻巣 友季子(こうのす・ゆきこ)
東京生まれ。翻訳家。
J・M・クッツェー『恥辱』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』等手掛けた翻訳書は60冊以上。エミリー・ブロンテ『嵐が丘』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』等、古典の新訳にも力を注いでいる。著書に『全身翻訳家』『翻訳教室――はじめの一歩』『孕むことば』『カーヴの隅の本棚』『熟成する物語たち』『翻訳問答』等がある。
野崎 歓(のざき・かん)
新潟県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。
著書に『ジャン・ルノワール 越境する映画』(サントリー学芸賞)、『赤ちゃん教育』(講談社エッセイ賞)、『翻訳教育』等。訳書にトゥーサン『浴室』(ベルギー・フランス語共同体翻訳賞)、スタンダール『赤と黒』、サン=テグジュペリ『ちいさな王子』、ヴィアン『うたかたの日々』、プレヴォ『マノン・レスコー』、バザン『映画とは何か』、ウエルベック『地図と領土』等がある。
会期 / 2018年06月29日(金)
定員 / 50名
時間 / 19:00
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 筑摩書房
問い合わせ先 / 03-3770-2525
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オンラインストアでの受付は2018/6/27(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。