【BOOK LAB TOKYO】
\MotionGallery連動企画!日本全国、みんなで映画を見よう!!/
認知症の母との自宅介護生活を赤裸々に綴り、多くの観客を涙と笑顔で包んできたドキュメンタリー映画『毎日がアルツハイマー』シリーズ。MotionGalleryで実施されたクラウドファンディングでも、たくさんの方から応援と共感を集め、全国にファンを生み出してきた、人気のシリーズです。その最終章となる『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』の劇場公開に先駆けて、監督舞台挨拶付き全国同時プレミア上映が決定しました!作り手と観客を繋ぐMotionGallery × popcorn企画としてお届けします。
関口祐加監督が本作で描くのは、誰もがいつかは向き合わなければならない「死」について。自身の手術・入院を機に、介護する側もされる側と同様に老いていくという厳しい現実を見つめることになりました。友人の死をきっかけに、自分自身がどんな風に最期を迎えたいかを考えるようになった関口監督。世界を旅し、「安楽死」や「自死幇助」も含めて考察する中で、果たしてどんな答えを見つけるのでしょうかー。
テーマは深刻でも、そこはさすがの「毎アル」シリーズ。随所にユーモアを散りばめながら、恐れることなく果敢にテーマを掘り下げていきます。あなたにも、あなたの家族にもやがて訪れる最期の時。本作がきっと、向き合う勇気をくれるはずです。
今回の同時上映のメイン会場に当店が選ばれました。
当店は渋谷の道玄坂にあるブックカフェ。通常営業時はハンドドリップのコーヒーなど、ドリンクを飲みながら店内の書籍もお読みいただけます。
上映後には、関口監督による舞台挨拶も予定しています。舞台挨拶の様子は中継しますので、チャットでもご参加いただけます。関口監督への質問、映画の感想などもお待ちしています。これまでのシリーズを追いかけてきてくださった方はもちろん、見逃してきた方も、お気軽にご参加ください。
◯開催概要
【日時】2018年6月23日(土)
【参加費】1,200円
※来場者特典クリアファイル付き!
【タイムテーブル】
13:00 開場
13:30 『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』上映開始(72分)
14:45 終了、休憩
15:00 監督舞台挨拶
15:30 終了
※舞台挨拶は監督のご自宅とオンラインで繋ぐ形で行います。
【ゲスト:関口祐加監督】
日本で大学卒業後、オーストラリアに渡り、29年間を過ごす。2010年1月、認知症の症状が現れ始めた母の介護をしようと決意し、帰国。2009年より母との日々の様子を映像に収め、YouTubeに投稿を始める。2012年、それらをまとめたものを長編動画「毎日がアルツハイマー」として発表。抱腹絶倒の介護の日々が驚きと共感を持って迎えられ、大きな反響を呼ぶ。2014年、続編となる「毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスヘ行く編」を公開。現在に至るまで「毎アル」シリーズは日本全国で上映会が開催され、日本中の介護当事者に元気と笑顔を届け続けている。2018年、シリーズ最終章となる「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル」をついに完成。同年7月より、劇場公開予定。
オーストラリアで天職である映画監督となり、1989年「戦場の女たち」で監督デビュー。ニューギニア戦線を女性の視点から描いたこの作品は、世界中の映画祭で上映され、数々の賞を受賞した。メルボルン国際映画祭では、グランプリを受賞。
その後、アン・リー監督(グリーン・ディスティニー、ブロークバック・マウンテン他)にコメディのセンスを絶賛され、コメディを意識したドキュメンタリー作品を目指すようになる。
◯ドキュメンタリー映画シリーズ『毎日がアルツハイマー』とは
映画監督の関口祐加が、認知症の母との自宅介護生活を通して得た、気づきや学びをドキュメンタリー映画としてまとめ、シリーズ化したもの。