2018年7月31日(火)

河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義 作家と楽しむ古典 第25回「近現代詩歌 俳句」講師:小澤實

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2018年07月31日(火)18:30開場 19:00開演

2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
2016年1月の第Ⅱ期(全12巻)刊行開始を機に始まった、好評既刊の古典新訳・新釈を少人数でじっくりと読み解く連続講義。延べ800名以上の方にご参加いただき、ご好評いただいております。
新訳・新釈をてがけた作家たちに、古典作品と新訳・新釈について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。

第25回の講師は、第29巻『近現代詩歌』で「俳句」を選定・新釈された小澤實さんです。
29巻は、近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界について、明治から平成までの詩を池澤夏樹さんが、短歌を穂村弘さんが、俳句を小澤實さんが精選し、その魅力と真髄を紹介しています。
小澤さんは、明治、大正、昭和、平成の各時代に活躍した俳人50人の句業を代表する五句を選び、口語訳と鑑賞とを加えられました。どのように選定に取り組み、どう読み解かれたのか、本イベントでじっくり語っていただきます。

☆当日、小澤さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『近現代詩歌』池澤夏樹選/穂村弘選/小澤實選/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)

☆ご参加の方から、事前に『近現代詩歌』および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「7/31イベント参加」の旨をご明記ください。

【講師紹介】
小澤實
1956年長野県生まれ。俳人。2000年「澤」を創刊・主宰。06年『瞬間』により読売文学賞詩歌俳句賞、08年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論賞受賞。著書に句集『砧』『立像』『小澤實集』、ほか『万太郎の一句』など。

☆会場…4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンクつき) 定員40名。
☆受付…1階サービスカウンターにて。電話予約承ります。
ジュンク堂書店池袋本店 TEL.5956-6111

★今後の「作家と楽しむ古典」連続講義の予定です。ご予約はイベントの約1ヶ月前より承ります。

第26回「近現代詩歌 詩」 講師:池澤夏樹
※2018年7月30日頃よりご予約承ります。
日時:2018年 8月 30日(木) 19:00~

池澤夏樹●プロフィール 1945年北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか受賞多数。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」では『古事記』新訳も担当。

以降の開催は未定です。

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