1912年に始まった大正。第一次世界大戦、関東大震災などの大事件が起こるこの時代は、明治以降の近代化の「踊り場」であり、現代日本の枠組みの起点ともなった。
「モダン」「民衆」「文化」「生活」などに関わる言葉が生まれ、新しい思考・行動様式が醸成され、新しいモノやシステムが作られていく。私たちの暮らしや社会の起点となった時代とは?そこに孕まれていた可能性とは何だったのだろうか。
★こちらのイベントは、「ゴールド会員」の方は無料で聴講いただけます。事前のお申込みとゴールドカードのご提示が必要です。
【プロフィール】
鷲田清一
1949年生まれ。京都市立芸術大学学長。せんだいメディアテーク館長。哲学者。臨床哲学を探究する。著書に『現象学の視線』『モードの迷宮』『じぶん・この不思議な存在』『「ぐずぐず」の理由』『聴くことの力――臨床哲学試論』などがある。
佐々木幹郎
1947年生まれ。詩人。中原中也研究の第一人者。詩と音楽のコラボレーション、オペラの脚本も手がける。詩集に『蜂蜜採り』『明日』など、評論に『東北を聴く――民謡の原点を訪ねて』『中原中也――沈黙の音楽』などがある。
日時 / 2018年6月28日 (木) 19:00~(開場18:30)
会場 / 本店 8F ギャラリー
募集人員 / 80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催 / 主催:八重洲ブックセンター 協賛:講談社、サントリー文化財団
申込方法 / 当店で対象書籍をお買い上げのお客さまに1階カウンターにて参加整理券をお渡しいたします。
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
※講演終了後、サイン会がございます。
※八重洲ブックカード・ゴールド会員の方は、ご購入なしで聴講いただけます。
▼対象書籍:『大正=歴史の踊り場とは何か』(本体価格1,700円+税、5/10発売)