東京都目黒区のアパートで、両親から十分な食事を与えられず、虐待も受けた末に死亡した船戸結愛ちゃん(当時5歳)。
「もっとあしたはできるようにするからもうおねがいゆるして」というノートを残して。
結愛ちゃんはなぜ虐待を受けなければならなかったのか。
児童相談所の対応に問題はなかったのか。
なぜ、このような事件は繰り返されるのかーー。
1歳5カ月の娘を育てるエッセイストの犬山紙子さんは、この事件をうけ、ツイッターで「#児童虐待問題に取り組まない議員を私は支持しません」というハッシュタグを作り、既に5万件以上が拡散され、多くの賛同を集めています。
さらに、坂本美雨さん、ファンタジスタさくらださん、福田萌さん、眞鍋かをりさんとともに、「#こどものいのちはこどものもの」というチームを作り、子どもに対するアプローチをはじめました。
今回B&Bでは、犬山紙子さん、剣樹人さん夫婦とともに、児童虐待について考える会を開催します。
ゲストにお迎えするのは、ノンフィクション作家の石井光太さん。
昨年、石井さんが刊行した『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』は、「愛していたのに」と言いながらも子供を殺す親たちについて、3代前まで生育歴をさかのぼり、家庭という密室で殺される子供達を追ったノンフィクション作品。
ひとごとではない、今回の事件に心を傷めている方。辛すぎるあまり、ニュースから目を背けてしまっている方。自分自身も当事者になってしまうのではないかと不安を抱えている方。そしてなにより、こうした事件が、ふたたび繰り返されないためにも。
集い、ともに語り合いませんか?
【出演】
犬山紙子(エッセイスト)
劔樹人(男の墓場プロダクション)
石井光太(ノンフィクション作家)
時間 _ 14:00~16:00 (13:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order