『三里塚のイカロス』DVDの発売を記念して、スペシャルトークイベントを開催いたします。
ゲスト:白井聡さん(政治学者)×代島治彦(監督)
入場者特典として「三里塚のイカロス」パンフレットを当日会場にてお渡しいたします。
《作品紹介》
成田空港開港4日前の1978年3月26日、反対同盟を支援する新左翼グループが管制塔を占拠・破壊した、いわゆる”管制塔占拠”から40年を迎え、今年は各地で講演会などの開催も予定されている。その一方で、”日本の玄関口”成田空港からは、毎日多くの人々が海外へと飛び立つ。かつて、そこで何があったのかを知る者は少なく、誰もが忘れ去ってしまったかのようだ。農民とともに国を相手に闘った若者たちがいたことを。世紀をまたぎ、未だに燻り続ける”あの時代”を。
成田市三里塚―成田空港反対闘争という大きなうねりが巻き起こったこの地に、映画監督・代島治彦は再びカメラを向けた。国家と闘った農民たちの姿を記録し、高い評価を受けた『三里塚に生きる』の姉妹編となる本作では、彼らとともに闘った若者たちの人生に焦点を当てる。登場するのは、25年にわたって三里塚闘争の責任者という立場にあった男性、農民支援に入った農家の若者と恋をして結婚した女性、若い妻に置き手紙を残して参加した元国鉄マン、反対闘争をテレビで見て京都から駆けつけた当時高校生の活動員など。これまで語られることのなかった告白の数々の前に、私たちはすでに終焉したと思われた闘いが未だ個々の人生の中で続いていることを思い知るだろう。
本作は、毎日映画コンクール ドキュメンタリー賞に輝いたほか、日本映画ペンクラブ 文化映画部門 第3位に選出。前作を上回る傑作と評されている。
日時:2018年8月2日(木)19:00開演 (18:45開場)
場所:紀伊國屋書店 新宿本店 9階イベントスペース
定員:50名
参加方法:無料でご参加いただけるイベントです(要予約)。
7月2日(木)10:00よりお電話にてご予約を承ります。(先着50名)
ご予約電話番号:03-3354-0759
紀伊國屋書店新宿本店 別館M2階DVD/CD売場直通(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
*会場にてDVD『三里塚のイカロス』(税込価格 5.184円 )をお買上げの方には、トークショー終了後、ゲストのサイン+握手会にご参加いただけます。
*事前に当店にてDVDをご購入された場合には、当日レシートとDVDをご持参くださいませ。
《プロフィール》
白井聡(しらい・さとし)
1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は社会思想、政治学。京都精華大学人文学部専任講師。『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版・石橋湛山賞、角川財団学芸賞受賞)につづく衝撃的な新著『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)が注目を浴びている。
代島治彦(だいしま・はるひこ)
1958年埼玉県生まれ。早稲田大学政経学部卒。1994年9月から2003年4月までミニシアター「BOX東中野」を経営。多数の映画・テレビ番組を製作・演出。2007年より映画美学校講師を務める。映画作品に劇映画『パイナップル・ツアーズ』(1992年 / 製作)、『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』(2010年 / 監督・編集)、『オロ』(2012年 / 製作・編集)など。映像作品に『日本のアウトサイダーアート』(全10巻、紀伊國屋書店)などがある。製作・監督・編集を担当した長編ドキュメンタリ−映画『三里塚に生きる』(大津幸四郎と共同監督)を2014年に公開した。編著書としては『森達也の夜の映画学校』(現代書館)、『ミニシアター巡礼』(大月書店)がある。2017年4月から音楽ドキュメンタリー『まるでいつもの夜みたいに〜高田渡 東京ラストライブ〜』を公開中。
《注意事項》
*座席は自由席となります。
*トークは約1時間を予定しております。トークショー終了後、サイン+握手会は座席前列よりご案内させていただきます。
*サイン会のみの参加は承っておりません。
*動画撮影・録音は固くお断りいたします。
*イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
*定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。