東京・初台の「本の読める店」〈fuzkue(フヅクエ)〉店主である、阿久津隆さんの初めての単著『読書の日記』が刊行されました。店のオフィシャルサイト上で現在も続く阿久津さんの「読書日記」を1年、365日分をまとめたものです。
本書の刊行を記念して、著者の阿久津さんと、本書に最も多く登場する作家のひとりである滝口悠生さんをお招きして、トークイベントを開催します。滝口さんは、昨年の話題作『茄子の輝き』(新潮社)の作中でも日記を大切な要素として扱っており、また、参加者と日記を書くワークショップも不定期で開催されています。司会は、本書の編集を手がけた、NUMABOOKSの内沼晋太郎さんです。
日記について、日常をことばにして記録することや、そこから呼び起こされる記憶のことなどを中心にしつつ、お店のことや小説のことなど、ざっくばらんにお話いただきます。
【プロフィール】
阿久津隆(あくつ・たかし)
1985年、栃木県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、金融機関に入社。3年間営業として働いた後、2011年に岡山にて「cafe moyau」を立ち上げ、店主として仕事を行う。2014年10月、東京・初台に「fuzkue」をオープン。好きなものは読書、映画、野球、コーヒー、ヒップホップ。本書が初の単著となる。
滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)
1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2015年、『愛と人生』(講談社)で野間文芸新人賞受賞。2016年、「死んでいない者」で芥川龍之介賞受賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』(以上新潮社)『高架線』(講談社)がある。
日程 / 2018年8月1日 (水)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00