1996年の旗揚げから演劇界を牽引してきた演劇プロデュース・ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」が、組織体制を一新し、劇団として再スタート。8月9日から新作『MAKOTO』が上演されます。
阿佐ヶ谷スパイダースの主宰であり、作・演出と俳優を務める長塚圭史さんが登場。創作コミュニティとしての「劇団」を築いていくという阿佐ヶ谷スパイダースを、今後どのように展開してくのか、また、新作の舞台『MAKOTO』について語ります。さらには昨今の演劇シーンについて思うところなど、語られるテーマは多岐にわたります。
新たなスタートを切る第1弾『MAKOTO』は、2016年の『はたらくおとこ』上演中に草案し、2年間にわたって温められてきた失意の男のドラマ。医療事故で妻を失った自称漫画家の物語は、いったいどんな作品として、舞台上に立ち上がっていくのか? 聞き手となるのは徳間書店の田中大介さん。下北沢の夜にふさわしい“演劇トーク”を展開します。ご期待ください!
※当日は取材によるカメラ撮影がございます
【出演者プロフィール】
長塚圭史(ながつか・けいし)
1975年生まれ。劇作家、演出家、俳優。96年に演劇プロデュース・ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を結成、主宰としてほぼ全作品の作・演出を手がける。04年の『はたらくおとこ』の作・演出、『ピローマン』の演出で、第4回朝日舞台芸術賞と芸術選奨新人賞を受賞。08年、文化庁・新進芸術家海外留学制度でイギリスに留学。自身の作品のみならず、マーティン・マクドナー、三好十郎といった劇作家の作品の演出も手がけている。また、映画『花筐/HANAGATAMI』やNHK連続テレビ小説『あさが来た』など、映像作品も多数出演。8月9日より、阿佐ヶ谷スパイダース公演『MAKOTO』が上演される。
田中大介(たなか・だいすけ)
1977年生まれ。徳間書店学芸編集部所属。週刊誌記者、映画雑誌編集者等を経て現職。ビジネス書、実用書、演劇関連書などの書籍を担当。ライターとして『えんぶ』『SPICE』に寄稿するほか、演劇作品DVDのライナーノーツも執筆。
HP
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink