【丸善 名古屋本店】
2018年8月8日(水)19時より 6F特設会場にて
参加費:1,500円
要・予約(店頭or電話にて事前の予約を受け付けております)
tel.052-238-0320
「いつもやっていること文化センター」は、日々の暮らしを気にかけつつ、雑談したり、相談したり、集うことのできる場所として、ホモ・サピエンスの道具研究会が運営している文化施設です。
大袈裟な教育の場でもなければ、小難しい議論のための場などではなく、ただいつもやっていることを気にかけ、気にかけることで気にかけたものを大切にして暮らしてゆく。
そのための注意を交換しあえる場所です。
今回は、8月と9月にかけて、全4回、丸善名古屋本店とON READING の両店舗を交互に行ったり来たりしながら、「頭で考えてることではなく、手でやっていることを気にかける」イベントをおこないます。
第1 回と第2 回は、手と道具を使って、ものごとをあやつる単純な営みからはじめ、「シェア」という事象に注意を向けつつ、実際にもひとつの時間と空間をみんなで共有しながら、いつもやっていることとしての切ったり分けたりすることを気にかけます。
第3回と第4回は、手を使って書いたものがもたらすやっかいな状況を、手の上を動きまわり、別の手へと移る様子も気にかけつつ、「ファイリング」や「アカウンタビリティ」の終わりなき悩みのはじまりについて想像してみます。
平日の夜、落ち着いた場所に集いながら、話しを聞いて終わりではなく、聞き直してみたり、振り返ったことを持ち寄ってみたりする、そのような時間になればいいなと思っていますので、ぜひご参加ください。
ホモ・サピエンスの道具研究会
生活とともにある「研究」のあたらしいあり方を探るなかで生まれた、人類学者を中心メンバーとするリサーチ・グループ。
今回の企画は、坂井信三・山崎剛・木田歩が担当。著書に『世界をきちんとあじわうための本』(ELVIS PRESS)
>> いつもやっていること文化センターホームページ
>> ホモ・サピエンスの道具研究会ツイッター
【開催予定】
第1 回 8/8 ( 水) 「わけられること」と「わけあえること」のわけられなさ at 丸善名古屋本店
第2 回 8/23 ( 木) どんなに、どんなに、わけても、わけても、ひとつのもの at ON READING
第3 回 9/5 ( 水) 書いて作って終わりでなく、とじてつづってみなおして at 丸善名古屋本店
第4 回 9/19 ( 水) 「照らし合わせること」のおかしな世界 at ON READING