2018年8月27日(月)

光嶋裕介 × 安田登トークイベント「空間と身体性について」 『ぼくらの家。9つの住宅、9つの物語』(世界文化社)刊行記念

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今年、独立10周年を迎えた、建築家の光嶋裕介さんの最新著『ぼくらの家。9つの住宅、9つの物語』(世界文化社)の刊行を記念して、トークショーを開催いたします。
光嶋さんは2008年に独立し、思想家・内田樹さんの自宅兼道場《凱風館》の設計でデビューしました。その記録は『みんなの家。建築家一年生の初仕事』として一冊の本になっています。それからあの「建築家一年生」は、どのような建築をつくり、活動してきたのでしょうか。
今回のトークショーには、《凱風館》での能のお稽古等で親交のある、能楽師の安田登さんをお迎えします。能であれば舞台での舞いや所作、住宅であれば室内での暮らしや活動――フィールドは違えど、「空間と振る舞い」という共通のテーマに日ごろから向き合うお二人に、「空間と身体性」について、存分に語り合っていただきます。
また、「実はぼくは自分の家というものにまったく興味がないので、光嶋君に発注することはないと思うのですが、それでも建築という仕事にはとても興味があるし、光嶋君の仕事もいつも注目しています」という安田さん(ツイッターより)。「家づくり」について思うことも、ぜひうかがいたいと思います。

【プロフィール】
光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
1979年生まれ。建築家。一級建築士。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院を卒業し、ドイツの建築設計事務所で働く。2008年帰国後、独立。2011年、内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》を設計。
著書に『みんなの家。建築家一年生の初仕事』『建築武者修行――放課後のベルリン』『これからの建築――スケッチしながら考えた』『建築という対話――僕はこうして家をつくる』など。

安田登(やすだ・のぼる)
1956年生まれ。下掛宝生流能楽師。
能のワキ方として活躍する傍ら、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行う。また、日本と中国の古典に描かれた〝身体性〟を読み直す試みも長年継続している。
著書に『能に学ぶ「和」の呼吸法』『身体感覚で「論語」を読みなおす。』『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』『身体能力を高める「和の所作」』『異界を旅する能――ワキという存在』など多数。

日程 / 2018年8月27日 (月)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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