2018年8月26日(日)

藤村龍至 × 倉方俊輔 × 豊川斎赫トークイベント 『ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用』(TOTO出版)刊行記念

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2018年7月31日より建築家・藤村龍至氏の個展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」がTOTOギャラリー・間で開催されています。
同展の関連書籍として刊行された本書では、個人、集団、計算とコミュニケーションの規模を拡大しながら、さまざまな社会課題に応えるための建築のありようを探る、という藤村氏の一貫した姿勢を見ることができます。
藤村氏が「ちのかたち」と名づけた開かれたプロセスの先に、次の時代の建築の息吹を感じとっていただけることと思います。
当日は、倉方俊輔氏、豊川斎赫氏をお招きして、建築の可能性について存分に語り合って頂きます。
どうぞご期待下さい。

終了後、サイン会も開催いたします。

【プロフィール】
藤村龍至(ふじむら・りゅうじ)
1976 年東京生まれ。2008 年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。
2005 年より藤村龍至建築設計事務所(現RFA)主宰。2010 年より東洋大学専任講師。2016 年より東京藝術大学准教授。
主な建築作品に「すばる保育園」(2018)、「つるがしま中央交流センター」(2018)、「OM TERRACE」(2017)、主な著書に『批判的工学主義の建築』(2014、NTT出版)、『プロトタイピング—模型とつぶやき』(2014、LIXIL出版)。近年は建築設計やその教育、批評に加え、超高齢化する郊外ニュータウンや老朽化した中心市街地の再生、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
1971年、東京都生まれ。1999年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。2011年より大阪市立大学大学院工学研究科准教授。
主な著書に『東京モダン建築さんぽ』(エクスナレッジ)、『ドコノモン』(日経BP社)、『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)。共著に『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』(彰国社)(学芸出版社)、『東京建築 みる・あるく・かたる』(京阪神エルマガジン社)ほか。近年は「イケフェス大阪」を中心とした建築体験・まちづくりへの取り組みにより、2017年日本建築学会賞(業績)を受賞。森美術館の「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」(9/17まで開催中)の共同企画を務めるなどする。

豊川斎赫(とよかわ・さいかく)
千葉大学大学院融合理工学府地球環境科学専攻都市環境システムコース准教授。
1973年宮城県生まれ。2000年 東京大学大学院工学系建築学専攻修了後、 日本設
計を経て現職。主な著書 『群像としての丹下研究室』(2012年オーム社)、 『丹
下健三 戦後日本の構想者』(2015年岩波書店)ほか。

日程 / 2018年8月26日 (日)
時間 / 18:00〜19:30 開場 17:30〜
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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