2015/05/10(日)
4月10日発売予定の新刊『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』の発売を記念して、著者の山下太郎先生によるトークセミナーを開催いたします。
ラテン語ってどんな言葉でしょう?この質問に一言でお答えするのは難しいですが、2000年前のローマの言葉というイメージを持っていただければ間違いありません。
シーザーやクレオパトラが出てくる、あの時代の言葉です。
「でも、今は誰も使わない言葉じゃないの?」 たしかにそのとおり。ラテン語を死語と呼ぶ人もいますが、一方でラテン語は今も世界中で学ばれる言語です。
それはなぜでしょう?ラテン語に刻まれた2000年前のローマ人の言葉が、現代人の心をとらえて離さないからです。ラテン語を話す人はもういませんが、書き言葉として伝わるラテン語は、今もそれを読むことができます。
2000年前も今も、人間の考えること、悩むことは変わりません。ラテン語のイロハを学びつつローマ人の名言にふれていただき、21世紀の現代を生きるヒントを探るひとときとしたいと思います。
トークイベント参加ご希望の方はリブロ池袋本店リファレンスカウンターにて参加チケットをお求め頂くか、お問合せ番号で電話予約をして下さい。
日時:5月10日(日) 午後2時~
会場:西武池袋本店別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ12番教室
参加チケット:1,000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
【プロフィール】
山下太郎(やました たろう)
ラテン語愛好家。1961年京都市生まれ。京都大学文学研究科博士課程学修退学。専攻は西洋古典文学。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。1999年よりラテン語メーリングリスト主宰。
単著:『しっかり学ぶ初級ラテン語』(ベレ出版)『ローマ人の名言88』(牧野出版)の他、訳書に『キケロー選集』(岩波書店)、『ローマ喜劇集』(京都大学学術出版会)他。
音楽:『ファイナルファンタジー8』『大乱闘スマッシュブラザーズX 』のテーマ・挿入歌のラテン語訳。
ウェブサイト:山下太郎のラテン語入門(http://www.kitashirakawawa.jp/taro/)
ツイッターアカウント:taroyam
2015年5月10日(日)