【隆祥館書店】
今回は『謝る力』の著者で毎日新聞編集委員・城島徹さんにご登場いただくことになりました。「謝罪の当たり年」に緊急出版された本書は、アメリカンフットボールで関西学院大の選手を反則プレーで負傷させた日大選手の潔い謝罪会見がきっかけで生まれました。
「日本社会を変えるのではないか」。そう感じた筆者はその「謝る力」を「他人事」とせず「自分事」として幅広い世代が受け止めるため、謝罪の流儀に迫ります。
過去の謝罪事例や26年前に著者自身が書いた合理的な関学アメフト部の魅力、特派員時代に海外で体験した身内の不祥事対応、かつて担当した文部省(当時) で知己を得た元文部官僚で評論家の寺脇研さんへのインタビュー
もちろん企業広報者にも関心がもたれる内容で、たとえばJR西日本の胎動期から感じていた「JR西の天皇」井手正敬氏への違和感、消費者の安全を最優先にした参天製薬の好判断など、リスクマネジメントで参考になる事例も取り上げます。
このところ企業のトップが「申し訳ありませんでした」と頭を下げては謝罪会見に臨む一方で、自らの非を頑として認めず、頭を下げようとしない政治家の姿も見られます。
これからの社会のためにも『謝る』という姿勢について考えてみませんか?
今回は、ゲストにまわしよみ新聞の陸奥賢さんもご登場いただきます。
この機会にぜひ!
城島 徹
大阪社会部、東京社会部(文部省を担当)、アフリカ特派員ヨハネスブルク支局長、長野支局長、生活報道センター長、大阪本社編集局次長などを経て東京本社で教育、文化をテーマに執筆。日本新聞 協会NIE専門委員。明治大学基礎マスコミ研究室主任研究員。目白大学と新渡戸文化短期大学で新聞 活用講座を開設し非常勤講師を務める。
著書に「私たち、みんな同じ―記者が見 た信州の国際理解教育―」(一草舎出版、地方出版文化功労賞奨励賞受賞)、「関西再度STORY」(エピック)、「新聞活用最前線」(清水書院)。編著 書に「やさしい主権者教育―18歳選挙権へのパスポート」(東洋館出版社)。共著に「大学に『明日』はあるか」(毎日新聞社)、「世界はいまどう動いてい るか」(岩波ジュニア新書)、「エチオピアを知るための50章」(明石書店)、 「新聞で育む、つなぐ」(東洋館出版社)など。
ゲスト●陸奥 賢
観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。
1978年大阪・住吉生まれ、堺 育ち。放送作家&リサーチャー、ライター&エディター、生活総合情報サイトA ll Aboutの大阪ガイドなどを経験。2007年に堺を舞台にしたコミュ ニティ・ツーリズム企画で「SAKAI賞」を受賞(主催・堺商工会議所)。2008~2013年まで大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会のまち歩き事業「大阪あそ歩」に携わる(2012年、観光庁長官表彰受賞)。
2011年からはまちづくり、観光、メディア、アートの境界を逍遙しながら「まわしよみ新聞」(2017年、読売教育賞NIE部門最優秀賞受賞)「歌垣風呂」(2017年京都文化ベンチャーコンペティション・とらや賞受賞)など、一連のコモンズ・デザイン・プロジェクトを企画・立案。主宰している。
司会●二村知子(ふたむら・ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズド スイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。 現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年からは、地域でかけがえのない存在になるべく「作家と読者の集い」 と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを毎週開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。 2016年からは「絵本と遊びで心を育む ママと赤ちゃんのための集い場」を、毎月開き、温かい社会を目指している。
開催日:平成30年9月7日(金)
時間:18:30開場 19:00開演
会場:隆祥館書店8階 多目的ホ-ル
参加費:2,500円 (内訳:参加費1,312円+『本代』1,188円 )
トークライブのみ:2,500円 当日の場合:参加費500円アップになります。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
振込先
三井住友銀行上町支店
(普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
後援:清水書院