2018年8月31日(金)

藤井達夫 × 湯山玲子「女と平成」 『〈平成〉の正体 なぜこの社会は機能不全に陥ったのか』(イースト・プレス)刊行記念

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平成最後の夏に、この時代がどういう時代だったのかを考えるための手引書として、政治学者・藤井達夫さんの初めての単著『〈平成〉の正体 なぜこの社会は機能不全に陥ったのか』(イースト新書)が刊行されます。

本書では、「ポスト工業化」、「ネオリベラリズム」、「格差社会」、「ポスト冷戦」、「五五年体制の終焉」、「日常の政治」という6つのキーワードによって、この30年間の赤裸々な姿を明るみに出しました。

今回の刊行記念トークイベントのゲストには、さまざまなカルチャーを切り口に独自の視点から社会を語る、著述家の湯山玲子さんをお迎えします。

一見、意外な顔合わせですが、じつは以前から交友関係があるお二人。

平成の時代における湯山さんのカルチャーの視点と、藤井さんの政治の視点が交わる地点で、いったい何が見えてくるのか?

そして、この間の女の生き方の変容と、政治の変容はどう結びついているのか?

平成という時代の〈正体〉を新たな視点から、お二人に縦横無尽に語っていただきます。

【出演者プロフィール】
藤井達夫(ふじい・たつお)
1973年岐阜県生まれ。2005年に早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻博士後期課程退学(単位取得)。現在、早稲田大学大学院政治学研究科ほかで非常勤講師として教鞭をとる。近年の研究の関心は、現代民主主義理論。共著に、『公共性の政治理論』(ナカニシヤ出版)、共訳に『熟議民主主義ハンドブック』(現代人文社)などがある。

湯山玲子(ゆやま・れいこ)
著述家、ディレクター。出版、広告の分野でクリエイティブ・ディレクター、プランナー、プロデューサーとして活動。同時に評論、エッセイストとしても著作活動を行っており、特に女性誌等のメディアにおいては、コメンテーターとしての登場多数。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、文化全般を独特の筆致で横断するテキストにファンが多い。20代の『AneCan』から、50代の『HERS』まで、全世代の女性誌にコラム連載やコメントを多く発表。主な著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、『ビッチの触り方』(ワニブックス)、上野千鶴子との対談『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)、『ベルばら手帖』(マガジンハウス)。月一回のペースで、爆音でクラシックを聴く「爆クラ」イベントを開催中。日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink
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