テレビCMや広告のディレクションをはじめ、NHKの映像作品、コンサートやCDのアートデザインなど、多彩な才能で活躍を続けるアートディレクター森本千絵さんが、ものづくりの手法について初めて語った書籍『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』が発売となります。
この刊行を記念して、著者である森本さんとブックデザインを手掛けた葛西薫さん、本書の制作に関わった川口美保さんを進行に迎え、トークイベントを開催します。
共に第一線で活躍するお二人の原点や、ターニングポイントとなった出来事、仕事に対する想い・考え。そしてこれから未来に向けて。日々の仕事観からアイデアを生み出す工夫まで、幅広く語ってもらいます。
デザイナーだけではない、働くすべての人のヒントになる貴重なトークイベントです。
※会場で『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』を先行販売致します。
※トーク終了後、森本千絵さんのサイン会を開催します。
対象書籍:『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』+著作
《出演者》
森本千絵
(もりもと・ちえ)
goen°主宰。コミュニケーションディレクター・アートディレクター。1976年 青森県三沢市生まれ。1999年 武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。武蔵野美術大学客員教授。オンワード樫山「組曲」や、Canonなどの企業広告をはじめ、松任谷由実、Mr.Childrenなどのミュージシャンのアートワーク、本の装丁から映画や舞台の美術や、動物園や保育園の空間ディレクションを手掛けるなど活動は多岐に渡る。さらに、独自の色を重ね合わせたコラージュやドローイング等の技法を使い絵本や作品等まで創り出している。伊丹十三賞、日本建築学会賞、日経ウーマンオブザイヤー2012など多数受賞。今年の4月末には三越伊勢丹とのコラボレーション企画(4月22日-)が展開されるとともに、絵本(講談社)も発売予定(4月21日-)。著書に「うたう作品集」や「ぎおんごぎたいごじしょ」などがある。
葛西 薫
(かさい・かおる)
1949年札幌生まれ。1973年(株)サン・アド入社。 サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋の長期にわたるアートディレクションのほか、六本木商店街振興組合、ANDO GALLERY、相模女子大学のCI計画、パパ・タラフマラをはじめとする映画演劇の宣伝物、書籍の装丁など活動は多岐。近著に作品集『図録 葛西薫1968』(2010年、ADP)がある。 ADCグランプリ、毎日デザイン賞、朝日広告賞、フジ・サンケイグループ広告大賞制作者賞など受賞多数。
川口美保
(かわぐち・みほ)
フリーランスの編集者、ライター。1973年福岡生まれ。株式会社スイッチ・パブリッシングの編集アシスタントを経て、1995年入社。雑誌『SWITCH』の編集、広告企画を担当し、2004年より同誌の副編集長をつとめ、数多くの特集や書籍を制作。2014年3月より沖縄へ移住。現在、沖縄を拠点としつつ、東京、福岡を移動しながら、企画、編集、インタビュー、執筆、イベント制作を通して、伝えていく仕事を行っている。
《書籍情報》
『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』
四六版・並製 224ページ
発売日:2015年4月13日発売予定
定価:1,500円+税
サンマーク出版:http://www.sunmark.co.jp/