「古代研究」や「死者の書」などで知られる、釋迢空こと折口信夫は、「学問」と同様、「恋」にたいしても、人生のすべてをささげました。
折口にとって「知性」と「恋情」は矛盾するものではなかったのです。そのような「恋の人」折口信夫の計り知れない思想を、人類学者・思想家・宗教学者である中沢新一先生と、『折口信夫 秘恋の道』を上梓した持田叙子先生に、たっぷりと語っていただきます。
日 時|2018年10月6日(土) 14:00開演 13:40開場
会 場|紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
参加料|500円
受 付|9月15(土)午前10時よりお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-0131
新宿本店代表番号(10:00~21:00)
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※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
【プロフィール】
中沢 新一(なかざわ しんいち)
1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。現在、明治大学野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。チベットで仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。著書に『チベットのモーツァルト』、『森のバロック』、『フィロソフィア・ヤポニカ』、『アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『芸術人類学』、『野生の科学』、『大阪アースダイバー』ほか多数。これまでの研究業績が評価され、2016年5月に第26回南方熊楠賞(人文の部)を受賞。近著に『虎山に入る』、『熊を夢見る』(共に角川書店)、『アースダイバー 東京の聖地』がある。
持田 叙子(もちだ のぶこ)
1959年、東京都生まれ。近代文学研究者。国学院大学兼任講師、毎日新聞書評担当者、三田文学理事。慶應義塾大学大学院修士課程修了、国学院大学大学院博士課程単位取得修了。
1995~2000年『折口信夫全集』(中央公論社)の編集・校訂・解題執筆をおこなう。『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年)で第31回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。他の著作に、『折口信夫 独身漂流』(人文書院、1999年)、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)、『永井荷風の生活革命』(岩波書店、2009年)、『泉鏡花 百合と宝珠の文学史』(慶應義塾大学出版会、2012年)、『歌の子詩の子、折口信夫』(幻戯書房、2016年)など。
◆注意事項◆
*お席は当日お並び頂いた順にご案内いたします。整理券の番号順ではございませんので、ご了承下さいませ。
*定員に達し次第、整理券の配布を終了させて頂きます。
*トーク終了後、サイン会を開催いたします。
*イベント会場での動画撮影・録音は一切お断り致します。
*お電話でご予約のお客様が不参加の場合、イベント終了時点ですべてキャンセル扱いとさせていただきます。