金子都美絵さんは、東洋学者の白川静がときあかした古代文字の世界を、絵で表現しています。切り絵のように見える絵や古代文字は、すべてマウスによりベジェ曲線で描かれたものです。
会場では金子さんの著書『絵で読む漢字のなりたち』『白川静の絵本〜サイのものがたり〜』『文字場面集•一字一絵』の原画や原案を展示するほか、関連書や、ポストカードなどオリジナルのグッズもございます。
漢字の深遠な世界を、ぜひお楽しみください。
開催日
2018年10月23日(火)ー 2018年11月6日(火)
時間
12:00 – 21:00 水曜・第三火曜日休み *最終日は19:00にて終了
※作家在廊予定日
10月23日(火)12:00-15:00
10月28日(日) 14:00-18:00
11月3日(土) 14:00-18:00
11月6日(火) 16:00-19:00
金子都美絵(かねこ・つみえ)
1963年生まれ。画工。東京造形大学絵画科版画専攻卒業。白川静文字学を画本にする仕事として、著書に『絵で読む漢字のなりたち』『[文字場面集]一字一絵~絵で読む漢字の世界~』(いずれも太郎次郎社エディタス)がある。また、『白川静文字学に学ぶ 漢字なりたちブック』(全六巻)『新版 101カルタ』『ようちえん漢字カルタ』(太郎次郎社エディタス)『[白川静の絵本]サイのものがたり』(平凡社)で、すべての絵と古代文字を描くほか、古代文字フォント『春秋-Tsu』を制作しフリー公開中。
https://usagigabou.jimdo.com/
https://www.facebook.com/ichijiichie
白川 静(しらかわ・しずか)
1910年福井県生まれ。立命館大学法文学部卒業。立命館大学名誉教授。おもな著書に、『漢字』『漢字百話』『孔子伝』『詩経国風』『詩経雅頌』『文字逍遥』『漢字の世界』『文字講話』などのほか、字書に『字統』『字訓』『字通』『常用字解[第二版]』がある。2004年文化勲章受章。2006年10月没。