──アートとサイエンスが衝突するとき、未来はひらく。
「アート」と「サイエンス」の両方から新たな世界を切り開く人々や、国内外でいま巻き起こるムーブメントを集約した一冊『ART SCIENCE IS. アートサイエンスが導く世界の変容』。
一方、『作って動かすALifeー実装を通した人工生命モデル理論入門』では、AI(人工知能)から思考やビジョンを発展させ、生命の本質に迫る研究「ALife(人工生命)」を、コンピュータ上のシミュレーションによって「実装」を試みる一冊です。
AIが社会状況に「最適化」する力に優れた技術だとすれば、「新たな”自然”を作り出す」ことを目指すALifeは、その応用先はデザイン、ゲーム、アート、建築など、新たな創造性が必要となる領域全般に及びます。
このALifeが象徴するように、現代の科学・テクノロジーは、ある局面でアートが大きな起爆剤となる可能性を秘めています。それはなぜか、アートサイエンスから溢れ出すポテンシャルについて、『ART SCIENCE〜』著者の塚田有那、『作って動かすALife〜』著者のドミニク・チェンと岡瑞起が語り尽くします。
【プロフィール】
塚田有那(つかだ・ありな)
編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。アート・教育・思考実験のプラットフォーム一般社団法人Whole Universe代表理事。サウンドアーティストevalaのプロジェクト「See by Your Ears」のディレクターとして海外展開を推進。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。12年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。近著に『ART SCIENCE IS. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ新社)。
ドミニク・チェン
博士(学際情報学)、早稲田大学准教授。クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。2016年度、2017年度グッドデザイン賞・審査員兼フォーカスイシューディレクター。近著に『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)。訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(ビー・エヌ・エヌ新社、渡邊淳司との共同監修)など。
岡瑞起(おか・みず)
工学博士、筑波大学准教授。人工生命と他分野をつなぐコミュニティ「ALIFE Lab.」ディレクター。株式会社オルタナティヴ・マシン代表取締役。人工知能学会ウェブサイエンス研究会主査。ウェブやインターネットのデータを使った社会分析、進化メカニズム、マーケティングの研究を行う。近著に、『作って動かすALife – 実装を通した人工生命理論入門』(オライリージャパン社/池上高志、ドミニクチェンらと共同執筆)。
日程 / 2018年10月31日 (水)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00