2018年10月17日(水)

上妻世海 × 佐々木敦トークイベント「制作を媒介に〈実在〉へ/から」 『制作へ』(オーバーキャスト)刊行記念

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2018年10月16日、初の単著である『制作へ‐上妻世海初期論考集』(オーバーキャスト)を上梓した、文筆家/キュレーターの上妻世海さん。
「制作とはなにか?」を中心的に論じられる本書は、制作を通じて、作品や身体、共同性、そして近代的自我とは別の方法で構築される膜動態としての主体概念について語っています。著者渾身の制作論です。
今回は、三鷹にあるSCOOLで催された「『新しい小説のために』刊行記念新しい小説のためのプログラム」での対談が記憶に新しい批評家の佐々木敦さんをお招きし、制作について、そしてそれに伴い、あるいはそれに先行する形で要請される「新しい〈私〉」について存分に語り合って頂きます。
制作を通して見えてくる「実在」とは何か――そして……。どうぞご期待ください。

【プロフィール】
上妻世海
生年:1989年生まれ
生業:文筆/現代美術
主な書籍:『制作へ』(オーバーキャスト 2018)『脱近代宣言』(水声社 2018)
主な展覧会:「Malformed Objects 無数の身体のためのブリコラージュ」(山本現代 2017)「時間の形式、その制作と方法 – 田中功起作品とテキストから考える」(青山目黒2017)

佐々木敦(ささき・あつし)
1964年、名古屋市生まれ。批評家。HEADZ主宰。芸術文化の諸ジャンルを貫通する批評活動を行う。『批評時空間』『あなたは今、この文章を読んでいる。』『シチュエーションズ』『未知との遭遇』『即興の解体/懐胎』『ニッポンの思想』『新しい小説のために』『筒井康隆入門』など著書多数。現在「新潮」で「これは小説ではない」を連載中。10月より「群像」で「全体論と有限ーひとつの「小説」論」が連載開始予定。

日程 / 2018年10月17日 (水)
時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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