評論家・宇野常寛さんが責任編集をつとめる総合批評誌。3年ぶりに刊行となり、「世界の見え方が変わる一冊」をコンセプトに、インディペンデントのユニットだからこそできる問題設定にこだわり、「いま」を考える手がかりが詰め込められた『PLANETS vol.10』。
「制作とはなにか?」を中心的に論じ、制作を通じて、作品や身体、共同性、そして近代的自我とは別の方法で構築される膜動態としての主体概念について語る、『制作へ‐上妻世海初期論考集』(オーバーキャスト)を上梓した、文筆家/キュレーターの上妻世海さん。
刊行を記念し、今後、本を出版する意義、宇野さんが提唱する遅いインターネット計画などについて、今回が初対面となるおふたりに縦横無尽にお話し頂きます。どうぞご期待ください。
※当初ご登壇予定でした佐々木紀彦さんが、スケジュールの都合により急遽キャンセルとなりました。ご了承頂けましたら幸いです。
日程:2018年10月27日 (土)
時間:18:00~19:30 開場 17:30~
料金:1,350円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室
宇野常寛
評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版)。石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など多數。企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)など。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学社会学部兼任講師も務める。
上妻世海
生年:1989年生まれ
生業:文筆/現代美術
主な書籍:『制作へ』(オーバーキャスト 2018)『脱近代宣言』(水声社 2018)
主な展覧会:「Malformed Objects 無数の身体のためのブリコラージュ」(山本現代 2017)「時間の形式、その制作と方法 – 田中功起作品とテキストから考える」(青山目黒2017)
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