光文社古典新訳文庫は創刊から12年が経ちました。当初はいまさら古典の新訳シリーズを刊行しても続くのだろうかという声が圧倒的に多かったそうですが、創刊直後から意外なほど読者に熱く支持され、今日まで280冊を超える刊行を続けてきました。
21世紀に何故かくも古典は読まれたのか。創刊から10年にわたって編集長を務めた駒井稔さんが、この企画を立ち上げようと考えた理由を「週刊宝石」時代の話、海外旅行で学んだことを含め、自らの編集者人生を語りながら、ご紹介していきます。まさに「誕生秘話」を聞く機会です。聞き手はTitle店主の辻山が務めます。
*『いま、息をしている言葉で。--「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)は10月15日頃発売予定です
【プロフィール】
駒井稔(こまい・みのる)
1956年横浜生まれ。1979年光文社入社。広告部勤務を経て1981年「週刊宝石」創刊に参加。1997年翻訳編集部に異動になり書籍編集に携わる。2004年翻訳編集部編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫創刊。「いま、息をしている言葉で。」をキャッチフレーズに古典の新訳の刊行を開始、10年にわたり編集長を務めた。新訳の対象は文学にとどまらず、哲学、社会科学、自然科学にも及ぶ。現在、光文文化財団に勤務。
【開催日】
2018年11月16日(金)
【時間】
19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
【会場】
Title 1階特設スペース
【参加費】
1ドリンク500円
【定員】
25名
【お申し込み】
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。