今年4月に出版された西村佳哲さんの新刊『一緒に冒険をする』について、青山ブックセンターでは第2弾にあたるトークイベントを開催します。
4名のゲストを交えて語り合う、朝10時半から19時までのワンデイフォーラム形式。
石川初さんは慶應大学SFCで、学生たちと「世界の再発見」に取り組んでいる教授。近著は『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い ―歩くこと、見つけること、育てること』(LIXIL出版|2018)。
野村友里さんは原宿で「eatrip」というレストランを経営するフードディレクター。近著は『Tokyo Eatrip』(講談社|2018)。
エフスタイルは新潟で、デザインとものづくり、それを届ける仕事を統合的に重ねてきた、五十嵐恵美・星野若菜さんの2人組。書籍は『エフスタイルの仕事』(アノニマスダシオ|2008)。
西村さんはデザインワークのかたわら働き方研究に先鞭をつけ、現在は徳島県神山町で二拠点居住をおくりながら、これからの暮らしと仕事づくりの実践に取り組んでいる。この日は東京に来て、全体の進行と聞き役を。
5人の話は、わたしたち一人ひとりの人生とどう重なり合うか。ご期待ください。
10:30〜 まえがき|西村
11:00〜 石川初さんと2時間
14:00〜 野村友里さんと2時間
16:30〜 エフスタイル/五十嵐・星野さんと2時間
18:30〜 あとがき|西村
19:00〜 サイン会、チルアウト
【プロフィール】
西村佳哲(にしむら・よしあき)
1964年 東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。
働き方研究家。武蔵野美術大学卒。
大手建設会社を経て、つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。
開発的な仕事の相談を受けることが多い。
著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『わたしのはたらき』(弘文堂)、『いま、地方で生きるということ』(ミシマ社)、『ひとの居場所をつくる』(筑摩書房)など。
石川初(いしかわ・はじめ)
京都府生まれ。東京農業大学造園学科卒業。
ランドスケープのデザイン実務に長く携わった後、2015年から慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。
今年2冊目の本『思考としてのランドスケープ』を出版。あるブックフェアのタイトル「歩くこと・見つけること・育てること・読むこと」が、近年の活動をうまく表現している。
一緒にまちを歩いたり旅をすると、世界を一変させてくれる人。
野村友里(のむら・ゆり)
東京生まれ。料理人。フードクリエイティブチーム「eatrip」主宰。フードディレクター。
映画『eatrip』を撮り終えた後、カリフォルニア・バークレーにあるアリス・ウォータースの名店「シェパニーズ」に手紙を書き渡米・修業。
帰国後、2012年に原宿で「restaurant eatrip」をオープン。
食を通じて、人や場所、心、ものをつなげるさまざまな仕事を展開しつづけている。
エフスタイル/F/style
五十嵐恵美(いがらし・えみ)と星野若菜(ほしの・わかな)の二人が、2001年に地元新潟で始めたデザインスタジオ。
地場産業のつくり手と全国各地のつかい手の間で、デザインから販路開拓や納品まで領域横断的に手掛けている。
ブランディングの教科書の逆をゆくような歩み方で、商品にはタグもロゴも付いていないが、街で「それ、エフスタイルですよね!」と声をかけられることも少なくない。
日程 / 2018年12月24日 (月祝)
時間 / 10:30~19:00 開場 10:00~
料金 / 3,240円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00