2018年11月4日(日)

大橋裕之 × 鳥飼茜 × 稲田浩「壱岐でしか買えない本気の漫画カルチャーマガジンは、いかにして作られたか?」 『COZIKI』創刊号 刊行記念

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『COZIKI』(コジキ)という名の雑誌をご存知でしょうか。
創刊されて約一ヶ月が経ちますが、まだ見たことのない方がほとんどだと思います。
なぜなら、長崎県の壱岐という島にしか売られていないから。

日本最古の歴史書にして神話文学の源泉である「古事記」の冒頭、国産みの神話によると、壱岐は5番目に生まれた島だそうです。小さな島には1000以上もの神社があって、古事記にゆかりの深い場所がたくさんあります。
そんな「神々の宿る島」と呼ばれる壱岐を舞台に、古事記をベースにした新しい神話を立ち上げるべく創刊された漫画カルチャー雑誌、それが『COZIKI』なのです。

”漫画の神様”手塚治虫の代表作『火の鳥』が表紙に配された創刊号の発売を記念して、寄稿者の中から漫画家のお二人、大橋裕之さんと鳥飼茜さんをお招きし、編集長である稲田浩さんをモデレーターに、話を伺います。
同世代の漫画家二人と共に旅した壱岐はいかなる珍道中だったのか?
そしてそれぞれが「古事記」と「壱岐」をいかにして作品へと昇華したのか?
ひょっとしたら、創刊第2号に向けた公開編集会議が行われるかも?

奇しくも『COZIKI』とほぼ同時に発売された鳥飼茜さんの日記「漫画みたいな恋ください」(筑摩書房)にも壱岐への旅が記されるなど、不思議なリンクを含めて興味は尽きません。

当日のみ、普段は壱岐でしか買えない『COZIKI』創刊号と記念グッズを会場にて特別販売します。
貴重な機会となりますので、ぜひお越しください。

【出演者プロフィール】
大橋裕之(おおはし・ひろゆき)
1980年、愛知県出身。「謎漫画作品集」「音楽」「週刊オオハシ」などの自費出版漫画が話題になり、2011年に「モーニング・ツー」(講談社)の「シティライツ」でメジャー漫画誌デビュー。「音楽と漫画」(太田出版)、「夏の手」(幻冬舎)、「太郎は水になりたかった」(リイド社)、「遠浅の部屋」「ザ・サッカー」など作品多数。現在「TV Bros.」(東京ニュース通信社)、「EYESCREAM」(スペースシャワーネットワーク)、「CDジャーナル」(音楽出版社)、WEB「トーチweb」で連載中。

鳥飼茜(とりかい・あかね)
1981年、大阪府出身。代表作に「おはようおかえり」「先生の白い嘘」「おんなのいえ」「地獄のガールフレンド」。2018年秋から連載作の「前略、前進の君」(小学館『maybe!』)「マンダリン・ジプシーキャットの籠城」上下巻(KADOKAWA『ダ・ヴィンチ』)、「ロマンス暴風域」2巻(扶桑社『SPA!』)が連続刊行予定。9月には自身の日記「漫画みたいな恋ください」(筑摩書房)が発売された。

稲田浩(いなだ・ひろし)
1969年大阪府出身。『RiCE』『RiCE.press』編集長。ライスプレス代表。ロッキング・オンでの勤続10年を経て、2004年ファッションカルチャー誌『EYESCREAM』を創刊。2016年4月、12周年記念号をもって『EYESCREAM』編集長を退任と共にライスプレス株式会社を設立。同年10月にフードカルチャー誌『RiCE』を創刊。2018年2月よりウェブメディア『RiCE.press』をローンチ。壱岐限定の漫画カルチャー誌『COZIKI』を創刊。

時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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