2015年4月16日(木)

細谷功さん×吉川浩満さん×山本貴光さん「本読みの快楽〈お題しばり公開読書会〉 vol.1 ~今回のお題は“貧乏”~」『具体と抽象』

  

 

 

 

 

 

■「お題しばり」とは

ビジネス思考系の著述家〈細谷功〉と、新進気鋭の人文系文筆家〈吉川浩満〉〈山本貴光〉の3人の共通点は、重度の活字中毒であること。膨大な読書量×3から浮かび上がってくる推薦図書とはどんな本なのか?
毎回、事前に「お題」のみを決め、古今東西の書目からそれぞれが推薦図書を選択。その書名は、読書会当日になって初めて明かされるという趣向です。
吉川・山本は共著もあり、学生時代からの友人ですが、細谷とは初顔合わせ。その化学反応も楽しみです。
■出演者からのコメント
〈細谷功〉テーマのみで何が起きるか、特に初回はわかりません。まずは自分たちが楽しんで、どこまで相手を刺激できるかの勝負だと思います。あとはご覧になる皆さんは「水槽の魚の観察」だと思って下さい。
〈吉川浩満〉こんなヘンテコな読書会は初めてです。何が起こるか見当もつきません。本と本、人と人、そして本と人との予測不能の出会い(と、ひょっとしたら衝突も!)を、私たちと一緒にリアルタイムで体験してみませんか。求ム、読書の冒険家たち。

〈山本貴光〉みなでゲーム盤を囲んで遊ぶような感じかも。ひととき同じルールを共有して、ああでもないこうでもないとおしゃべりに花を咲かせれば、だんだんといろんなことが見えてくる。なにより、一人では気づかなかったかもしれない本の姿を発見できる楽しさったら! 本とは使い方次第で、とても面白い映写装置にもなる魔法の道具なのだ。そんな本をめぐるお茶会に、ちょっといらしてみませんか。
■出演者のプロフィール
▼細谷功(ほそや・いさお)
ビジネスコンサルタント、著述家。1964年生まれ。東京大学工学部を卒業。東芝でエンジニアを経験したのちビジネスコンサルティングの世界へ。米仏日系コンサルティング会社を経て、2012年よりクニエのコンサルティングフェロー。問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の企業や各種団体、大学などに対して実施している。著書最新刊『具体と抽象』(dZERO)のほかに、『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『いま、すぐはじめる地頭力』(だいわ文庫)、『「Why型思考」が仕事を変える』(PHPビジネス新書)、『アナロジー思考』(東洋経済新報社)、『会社の老化は止められない』(亜紀書房)、『なぜ、あの人と話がかみ合わないのか』(PHP文庫)、訳書に『プロフェッショナル・アドバイザー』(デービッド・マイスターほか著、東洋経済新報社)、『ハスラー』(アリ・カプラン著、亜紀書房)などがある。
▼吉川浩満(よしかわ・ひろみつ)
文筆家。1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、フリーランスに。関心領域は哲学、卓球、犬猫鳥、ロック、映画、単車など。著書は最新刊『理不尽な進化』(朝日新聞社)のほかに、『心脳問題──「脳の世紀」を生き抜く』(山本貴光との共著、朝日出版社)、『問題がモンダイなのだ』(山本との共著、ちくまプリマー新書)、『音楽誌が書かないJポップ批評41ブルーハーツ/ハイロウズ ヒロトとマーシーの20年』(別冊宝島編集部編、宝島社)、訳書に『マインド──心の哲学』(山本との共訳、ジョン・R・サール著、朝日出版社)などがある。

▼山本貴光(やまもと・たかみつ)
文筆家、ゲーム作家、ブックナビゲーター、東京ネットウエイブおよび東京工芸大学の非常勤講師。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム制作(プログラム/企画)を経て、フリーランスに。著書は最新刊『文体の科学』(新潮社)のほかに、『コンピューターのひみつ』(朝日出版社)、『心脳問題──「脳の世紀」を生き抜く』(吉川浩満との共著、朝日出版社)、『問題がモンダイなのだ』(吉川との共著、ちくまプリマー新書)、訳書に『ルールズ・オブ・プレイ』(ケティ・サレン他著、ソフトバンククリエイティブ)、『マインド──心の哲学』(吉川との共訳、ジョン・R・サール著、朝日出版社)などがある。

 

  • 出演 _

    細谷功(著述家)
    吉川浩満(文筆家)
    山本貴光(文筆家)

  • 時間 _

    20:00~22:00 (19:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

 

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